6畳1間のあめ

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【ハンドボール】2023年関東学生ハンドボール秋季リーグ 10/1 最終日

最終日なので観戦に行きました。東海大の応援でお隣に座って少し会話されたお兄さん、どうもありがとうございました、会場寒かったですね。

さて結果

得点王は早稲田の白築琢磨 93点でした。

では雑感

東海28-36順天堂

この日も東海は相手主導の苦しい展開。前半から徐々に点差が開くも最終戦勝ち星を挙げ入替戦につなげたい思いがあるため粘りが見られる。22分には9-14と5点差がつくもそこからの連取と終了間際の得点で盛り上がる中前半13-15で折り返す。前半16分までブラインドシュートが1本もなかったこと、右サイドシュート2本、ポストシュート2本(含むリバウンド)、ワンマン1本が順天堂GKにセーブされた点は要反省。

後半早い時間帯に同点、シーソーゲームに持ち込めば最後まで分からないと思ったが2点差が縮まらない。10分過ぎに順天堂29番が2分間退場した場面で追いつければというところだったがうまくいかず、15分過ぎに4点差に開きたまらずタイムアウト。しかしその後も差は開く一方、最後15番清水がサイドシュートを2本連続で決めるも36-28で敗戦。

BPは主に26番畑中、27番高島、3番坂田、他には8番四十宮18番神戸46番金川などが担った。坂田は威力のあるシュートを打てていたので入替戦での爆発に期待。神戸は本調子でないのかプレータイムがあまりなかったがこちらもいい飛び道具を持っているので復活を期待。畑中、高島はサイズが無い分ブラインドシュートを増やしたい。二人がコート上にいるとボールの周りがいいのでPVを絡めて攻め手を増やせれば。PV植村はポジションとれるのでシュートに工夫を。苦しい姿勢からイージーに近め下に打ってセーブされるシーンが見られたので、そのあたり改良して入替戦で10点位とって欲しい。

 

順天堂はどんどんいいチームになっていっている。CB29番がよい組みたてをし、24番新井がポジションに拘らず泥臭い仕事も点をとるプレーもするし、15番キャプテンが高確率でシュートを決めていた。ちょっと審判へのアピールと文句が多かったが。

 

法政35-36日体大

この日のベストゲーム。最後の1秒まで面白かったです。法政ペースで試合が進み前半法政21-14日体大。GK21番の好セーブ、20番のレフティのミドルなどよく守りよく走りでいいムードで終えた。後半日体がベンチからムードを変え、得点のたびに立って盛がる。法政CB18番にマンツーを付けるなど手を繰り出す。後半17分にGKのセーブから速攻でついに日体が25-25と同点にする。その後逆転し27分31-33となるも、法政が入替戦回避のため粘りを見せる。29分34-34、29:17日体大タイムアウトで明けのOFで得点し34-35と勝ち越す。残り20秒で法政ボールとなるもなぜかベンチがタイムアウトをすぐに申請せず。右サイドでボールを回す法政27番らのパスミスを誘いボールデッドになったかと思いきや、ベンチが遅くだしたタイムアウトが認められた。完全にボールデッドが先だったので疑惑の判定である。ここで法政は7人攻撃を選択し、見事ゴールを決め大爆発する法政セブンだったが、残り数秒リスタートから無人のゴールに投げ込んだ日体大の得点が決まり35-36で試合終了。法政側はベンチに戻る選手を決めていなかったか、ゴールとタイムアップが同時と判断したか。

法政のCB18番石田とGK21番山口(共に越谷南)好きだなぁ。たぶん越谷南が全国に出たときの選手でしょう。石田選手の1対1とDFと接触してからのシュートやパスにいける粘りのあるプレーはいいし、山口選手は好セーブが多く安定している。入替戦とインカレでの好プレー楽しみです。

 

試合中法政の選手が脳震盪で倒れ担架で運ばれる場面があった。シュートシーンではなくきっかけ部分での出来事だったので日体大側の悪質なファールだと思われる。レッドカードが提示されたが、危険なプレーは辞めてもらいたい。

 

明治37-26早稲田

両チーム入替戦がなくなったので気負わないで済む試合に。明治15番がRWで初スタメンながら高確率でシュートを沈めた。18番細野聖太って明治にいたのね。弟もいるよね?

早稲田は21番GKがデビュー?戦。まだまだ粗削りな部分も多いが187cmと早稲田では最高身長であり2年生なので今後に期待。

 

筑波28-34日大

日大の立体DFが毎回あの出来ならDFだけで優勝できるくらいよかった。

前半開始は筑波が主導権を握り、セットDFでもがっちりと守れていたが、12分過ぎには同点でその後日大リードの展開。さらに20分には筑波大浦が2回目の2分間退場と早い段階でのファールトラブル。筑波はタイムアウト明けのOFも失敗し、23分には5点差となる。筑波は7人攻撃を試みるも得点は伸びず、前半13-20で折り返す。後半筑波GK大山のビッグセーブやRW朝野の会場が沸き立つ技ありのサイドシュート2連続があるも、追いすがることもできず。逆に後半21分には日大10番植松がアタックに来たDFと接触しながら相手の背側にパスを通しこの日一番の盛り上がりを見せた。

日大が人とボールがよく動くOFをし、そこにキャプテンがアクセントを加えつつ全員がしっかりとシュートを狙ったことで筑波DFは的を絞れなかった。またDF専で出ていた17番波津久がめちゃくちゃいいDFをしていた。立体DFでの牽制とポジション取りがかなり良くて、しっかりファイトもできるので重宝しますね。もちろんフルバックの2番松原も気の利く選手でカバーリングなんかが上手いしGKも悪くない。

 

日大昨年の春リーグは2部で随分落ちちゃったなと思いましたが、監督が市立浦和で指揮を執っていた伊藤監督に代わりググっと上昇しましたね。マジですごい。

 

ここで帰宅のため中大-国士舘戦は見れず。

 

ところで国士舘のコートやけに選手滑ってたけど大丈夫なの?綺麗になって変なワックス使ってるの?それともシューズがハンドボール用じゃないの使ってるからとかなのかな??

 

秋季リーグお疲れさまでした。いいプレーができた選手、本調子じゃなかった選手、怪我で動けなかった選手、初めて公式戦に出た選手と色々な思いがあったと思います。入替戦、そしてインカレを残すところのみとなりました。少し時間があるのでインカレに向けてチームを作り直し、函館で日本一を目指してください。お金があれば観戦に行きたいところです。