6畳1間のあめ

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【ハンドボール】2024年関東学生ハンドボール春季リーグ 4/28 4日目結果

現地観戦しました。

 

4/28結果

星取表

 

全勝は日体大のみ。中大はいいとこなしの完敗。法政は嬉しい1勝目早稲田は悔しい黒星。

 

さて1戦ずつみていきます。

日体大35-27国士舘

日体大:LW山﨑LB高橋CB藤坂RB大竹RW松本PV山下GK楠本

国士館:LW神初LB佐藤CB松原RB古川RW石川PV倉内GK松下

前半国士舘は得点が入らず苦しみました。12:11 日体大8-2国士舘と12分で2得点しか奪えず。苦しい時こそサイドから決めて欲しいですが、日体GK楠本が悉くセーブ。13分14分と1点ずつ得点を重ね19:24日体11-8国士舘となり日体大のTO。国士舘はメンバーを色々とチェンジすることでリズムを取り戻していきました。前半ラストの29:50日体大8がサイドDFで国士舘15に足をかけてしまいレッドカードの一発退場。しかしこのPTを日体GK楠本がビッグセーブ、後半へ弾みをつけました。

6点差スタートの後半、国士舘PV9が2ターン連続でポストシュートを放つもGK楠本の圧に負けシュートが枠外に、ここでも流れを掴めません。さらにPV倉内の不運は重なり5分にはDF時の接触で累積のためレッドカードで退場となりました。国士舘はGK松下が大爆発とはならないまでも、ここは止めたいという時にセーブをみせ食い下がります。選手同士でも「ここ辛抱辛抱!」と声を掛け合っておりいいチームだなぁと思いました。29分国士舘はPTを得るも日体GK1にセーブされ試合終了。日体大のGK陣が大当たりで快勝となりました。

国士館の松原はやっぱり上手いですね。BPなら器用にどこでもこなしますし、点をとれる選手です。あとPVの倉内のシューズおもしろいデザインです。個人的によかったと思うのは1トップに入る柳でした。168cmと小柄ながら運動量が多くバランスのとれるトップDFをしていたと思います。

 

中央23-35順天堂

中大:LW高橋LB近藤CB永森RB扇谷RW長谷川PV中島GK風呂内

順天堂:LW杉山LB新井CB篠田RB金子RW田村?PV神尾GK天野

中大のケアレスミスが多いなと思ったら7:40中大1-5順天となり中大TO。さらに10:05には1-7と失点がかさなり10:44に2回目のTO。中大GK風呂内が「集中!集中!」と声を出すも選手からの反応も少なく。入りから集中できていない感じでした。15:47には2-9と順天堂GK天野が当たっているにしても得点がとれず、結局前半は8点止まり。逆に順天堂は中大が調子を上げてきてからも自分たちのペースを崩すことなく30分戦えたことが後半に繋がった。

後半盛り返したい中大だったが、得点してもすぐにクイックスタートで順天堂にやり返されてしまいなかなか波に乗れない。順天堂はベンチメンバーを随時投入したが、それでもしっかりと得点を重ね試合終了となった。

中大は永森が機能しないと現メンバーだと誰もそれをリカバリーしきれないっぽい。伊禮泉本がいつ戻るか分からないけど、インカレは出るにしてもリーグ戦はまたJHLや海外にいってしまう可能性があるので、割り切って春は来年以降のために下級生主体でやったって別に困らないとも言える。また、こういうゲームは難しいけど、こういうゲームだったからこそLB藤川には無理打ちでもいいから俺が点をとるんだってプレーをして欲しかった。競った試合ではそうはいかないけど、トライできる試合だったわけだし。次戦期待。

順天堂は中大永森対策をしっかりしてきたのか、用意がバシっとはまったか。快勝でしたね。GKもよく止めていたし。15番石原なんかはかなりファイトしていたので、こういう選手が控えで出てくると心強いですね。余談、この日はドラムの子がいつもとは別の子だったようです。今度は順天堂側の席に座って一緒に応援したいです。

余談2

 

会場で緑色の測量野帳にメモをとってみているドジョウみたいなおじさんがいたらそれが私です。気軽に声をかけてください。慌てふためきます。

【ハンドボール】2024年関東学生ハンドボール春季リーグ 4/21 2日目結果 - 6畳1間のあめ

これを見て気軽に声を掛けてくださったようです。驚きすぎて慌てふためいて変なこと言ってないか今更ながら心配です。なんにせよ声を掛けてくれた美男美女のお二人、ありがとうございます。ブログも引き続きよろしくお願いします。私のことドジョウみたいだと思ったから声かけてきたのか……??

 

 

明治29-35筑波

明治:LW小泉LB外種子田CB栃尾RB尾谷RW太田PV北川GK紅出

筑波:LW木村LB鎌田悠瑚CB所RB大浦RW阿尾PV坂本GK大山

開始1分筑波所がDFでのシュミレーション?を取られて2分間退場。今季そういうの厳しいよね。その間に明治がリードするも、6:17には明治3-5筑波と筑波がリードを奪う。16:56筑波大浦がシュートを決めた後の戻りぎわ、GKからのスローが当たってしまい2分間退場。びっくりしてたけど、まぁルールなので仕方ない。戻りぎわにスローオフエリア内に入るのもダメだし気を付けないと。その後明治に流れが傾き21:10には11-11の同点に。ここで筑波はGK21情野にチェンジすると、ワンマン速攻をビッグセーブ。21薦田もいいけどこの情野もいいセーブをする。筑波はGKいい選手いつもいて羨ましいです。このあと筑波先行でゲームが進むも明治も食らいつき、ラストTO明けOFを成功させ同点、3秒を残すも16-16と互角。明治は筑波のセットDFをなかなか崩せず攻めにくそうにしていた。PVがもう少しファイトできればいいが、筑波の3枚目DFで勝負しようとするのは厳しいか。

後半6分明治18-22筑波 所がしゃくりシュートで会場を沸かせたところで明治TO。1点ずつ取り合い7:57 筑波大浦がDF時肩が相手の首に入り2分間退場。明治は相手のキーマンが退場する時間をもっと有効に使いたかったが、逆に筑波25鎌田がアウトフェイントで抜き下がった姿勢から、ハーフループでゴールを決めるなどした。3点差程で推移するなか明治30小嶋が右利き右サイドでコートイン。左利きが多数いる明治で右利きRWはすごいね。13:13には明治8から7m内の空間に出したパスをPVがつかみ取り得点に。22:42明治25-32筑波で明治TO。明治はセットDFでカバーが遅れ失点は重なってしまっている。明けOFで7人攻撃を仕掛けるも筑波GK12がセーブ。試合はそのまま流れて6点差で終了。終了間際に明治2崎前が膝から落ちた?ため負傷。自力で歩けず抱えられてコートアウト。試合後はガッツリ冷やしていたが歩けていたのでよかったが、次戦は厳しそう。

明治は厳しい3敗1分で勝ち星なし。とは言っても下位チームとの直接対決をまだ残しているので気持ちを切らさずやっていきたい。逆に筑波はこの後上位中位チームとの試合が待っているのでさらに上げていきたいところ。この日はそんなに??って程はコロコロ選手をいじってなかったけど、本来ならもっと大浦所小坂井伊藤柳生あたりで調子いい選手のプレータイムが伸びてもいいところ。個人的には瓊浦の川田の登場が楽しみ。あと清黒は先日出てたみたいだけどこの日はベンチアウト。また怪我してない??大丈夫??浦学のころいいプレーしてた時期もあったけど、もう3年だから心配よ。朝野の次のRWは彼だと思っていたけど阿尾もいい選手だし、競い合って欲しいところ。

 

日大33-27東海

東海:LW清水LB臼井CB畑中RB松崎RW本川将PV高島GK竹内

日大:LW石川LB岩﨑CB島崎RB山根RW山田一颯PV田代GK有木

前半12:35で東海3-7日大で既に勝ち目が薄くなる東海大。3点しかとれてないってのが問題。せっかくGK竹内に当たりが見られるも得点が伸びず。東海はゼロポストで畑中が切り込む形からの崩しを多用していた。日大の立体DFに対しもっとラインを押し込まないとRB松崎の良さを活かせないと思うので、両サイド切らせてってプレーをもう少しやってもよかったんじゃないかな。24分には4点差まで詰め寄るも結局6点差で前半を終える。

後半7分東海16-19日大と追い上げムードになるも差を縮められず。ちょっとセットDFの上下動が少なかったか。この日はGK1のセーブがありながらもリバウンドが4本くらい日大に流れた不運もあるが、悪すぎることはないけど改善できない的な東海あるあるの悪さが出てしまった。国士舘戦でもそうだったが立体DFに対しパスを回してDFをずらしたいがそれが全くできず。

今季神戸、小宮、金川あたりが全く出てないのも心配。悪い時には色々な選手だして欲しいな。得失点差でみるとすでに今季ビリなのでOFの改善が必要ですね。神戸の飛び道具が必要では?

法政30-29早稲田

法政:LW大島LB岩﨑CB渡邊RB竹中RW石川PV小柏GK宮田

早稲田:LW所LB鍋島CB白築RB外種子田RW増井PV守屋GK渡辺

法政ペースで試合が進み、5:24早稲田が速攻からようやく1点目を取ると8:39には法政4-3早稲田とゲームが落ち着く。法政18出身校石橋ってあるけど栃木の石橋かな?石橋出身で関東1部でやってる人初めて見て嬉しかったです。でも出てすぐDFファールで2分間退場になってました。前半は15-12で法政優位に進むも、早稲田も尻上がりに調子を上げた。

後半法政19竹中友哉(22柊翔の弟さん)がコートイン。多少甘いところもありましたが、いい動きをする選手ですね。兄弟でプレーしてるのは所兄弟(筑波、早稲田)、外種子田兄弟(明治、早稲田)狩野兄弟(優太(現大崎電気)、直樹(早稲田卒)、拓己(現国士舘))あたりが記憶に新しいでしょうか。少し前だと山本兄弟(祐輝(法政)、千尋(立教)、浩介(法政))、下地兄弟(立教大)、東海大にも過去には双子の選手がいたり現在も本川兄弟、マレル兄弟(東海大、青学)がいたりしています。

 

さて試合は15分に21-21と振り出しに。この後盛り上がりをみせる早稲田先行で試合が進むも法政も耐えて1点差から離されず。28:28早稲田白築からの飛ばしパスがミスになったときGKとの交代が遅れた隙を見逃さず、法政岩﨑がハーフを超えたあたりからロングシュートをねじ込み早稲田29-30法政と逆転。よく見ていたし、シュートを打った気持ちを褒めたいですね。29:20 早稲田29-30法政で法政TOをとりほぼ勝利を確信するも29:40には早稲田ボールに。早稲田最後のOFでパスキャッチをこぼし太ももにあたったように見えたボールがキックボールの判定でターンオーバー試合終了。

 

早稲田6尾上はいいシューターですね。点取り屋って感じのスタイルで早稲田にとってはありがたい加入でしょう。23守屋も熱い選手なので雰囲気よく次戦も戦って欲しいです。

法政は苦しい時間も凌いで嬉しい1勝目。引き分けもあるため勝ち点3で7位浮上です。19竹中友が通用することが一番の収穫でしょうか。27親泊も1年時に比べるとだいぶ良くなってきましたが、次年度も見据えるともう一皮二皮むけてほしいところ。

 

もう一度星取表

 

無敗が日体大1校のみ、勝ち点6で横並びが順天筑波日大、直接対決もまだあるので大きく変わる可能性があります。国士舘中大が勝ち点4と中大は前評判よりも低調気味となっています。

応援している東海大は緒戦に筑波に勝ったきり3連敗となっています。試合の序盤に差が付いてどうにか3点差くらいに追い上げたりもするけど、また突き放されてみたいなのが多いです。立ち上がりってやっぱり難しいところがあるので、10分くらいから競ったゲームをして勝ちか引き分けを狙って最後まで戦える試合をしたいですね。そういえば東海って引き分けに持ち込める強さがないんですよね…2022年春に明治と引き分けた1回がここ最近の唯一です。中位下位で入替戦回避できるチームってこの辺りの勝負強さがあって、2分け3分けとなるシーズンもあります。勿論勝ち星が欲しいですが競った中で負けない気持ちの強さを持って欲しいです。

 

さて次戦は5/4、5@日大八幡山の連戦です。5日はJ-netTVさんで配信があります。インスタライブは各校配信されると思います。私はたぶん妻の実家に帰省するので見れませんので、結果だけを楽しみに待ちたいと思います。

11日は三郷市で遠いし、あと現地観戦できるのは19日25日だけですかね。うーん悩ましい。