6畳1間のあめ

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【ハンドボール】2024年関東学生ハンドボール春季リーグ 4/21 2日目結果

 

現地観戦してきました!

 

結果

星取表

 

現地観戦したのでうろ覚えの感想を入れながらみていきます。(選手名への敬称は読みやすさを優先して略します)

 

中大32-28東海

中大:LW高橋LB近藤CB永森RB扇谷RW長谷川PV中島GK風呂内

東海:LW清水LB臼井CB畑中RB松崎RW本川将PV高島GK竹内

中大-東海は前半で中大がゲームを決めました。後半10点とだいぶ失速していますが、中大は控えメンバーにプレータイムをもたせつつ時間と点差を活かしながらゲームをしています。東海大が後半19分24-29と5点差に詰めますが、中大GK石田(興南卒1年生)に何度もナイスセーブをされ中大を慌てさせるに至りません。東海大からすると10失点とかなり抑えたにも関らず流れが掴めないまま試合終了となってしまった印象でしょう。中大は伊禮と泉本のキープレーヤーを2人も欠く中でこれだけゲームができ、GK石田も即戦力となれば十分な結果。

中大CB永森1年生であれだけできるのはすごいな。ずるいよ。

東海今季デビュー?はRB45番松崎。170cmと小柄ですが鋭いフェイントとゴールを狙う姿勢、よく動けることがとても素晴らしいですね。彼が入ったことによって去年よりも人がよく動くようになったと思います。また、RBに途中で入る44番布施も線は細いですが前を果敢に狙ってよかったです。現コラソンの布施凛太郎選手の弟さんかな?

チーム事情からかキャプテン27番高島がPVでしたね。純粋なPVが欲しいところですが、BPをやっていただけあって浮いてきた流れからの1対1にいくプレーはキレがありました。LBには189cmの臼井が入っていました。去年、固定で彼を使ってそのまま経験積ませつつ心中プランが私にはあったので今季スタメンを勝ち取ったようで何よりです。昨年には見られなかった両足ストップのディスタンスシュートなどプレーが増えてました。ただミドルシュートは少し打たされているところがありました。筑波戦で枝の裏に打ちGKの逆をつけたようなミドルシュートが打てるようになるともっともっと点をとってくれそうです。

DFでは昨季出ていた小宮、宝田の両選手には出番がありませんでした。代わりに188cm左腕の佐藤、また時間帯によって関東一高出身のLB野田が3枚目を守っていました。野田はアップとか昨年の試合を観ていると体にバネがあり運動神経が良さそうなので期待です。

 

筑波33-24法政

筑波:LW木村LB鎌田悠瑚CB鎌田響RB大浦RW阿尾PV坂本GK大山

法政:LW佐々木LB岩﨑CB渡邊RB竹中RW石川PV小柏GK宮田

前半は法政が優位に進める時間帯が長かったが、筑波1点リードで折り返し。後半8分に3点差が付くとその差がなかなか縮まらず、23分筑波28-24法政と粘っていったが最終的には差が付いてしまった。

筑波はコロコロコロッコロメンバーを変えている。あんなに頻繁に変える必要ないんじゃないかな~と思うけど、なんかあるのかな?その日の感覚や相手との兼ね合いでお互いの呼吸を合わせるのに幾らか時間が必要じゃん。それが合うころには誰か変わってて、やりにくいんじゃないのかなぁと懸念。

筑波の選手はみんな身体の厚みがすごい。フィジカル大事。CB鎌田響選手は筑波らしいセンター。学生時代の田中圭っぽい。筑波はボール保持できるPVが必要か。ちょっと潰され過ぎな印象を受けた。

法政はこの日RB竹中が前半まったく仕事をさせてもらえず。昨年はもっとガツガツ打って割ってとしていましたが、しっかり押さえられていました。LB岩﨑はパンチの有るシュートを放っていましたね。彼のプレーは盛り上がります。レッドで退場が出た後キャプテン渡邊はPVに入ってました。すごいな。

 

日大37-28早稲田

日大:LW石川LB斎藤CB島崎RB山根RW山田一颯PV田代GK有木

早稲田:LW所LB鍋島CB白築RB外種子田RW尾上PV守屋GK渡辺

両チームとりあえずの1勝がなんとしても欲しい1戦。拮抗した展開になり後半の終盤勝負かと思われ、前半は両チーム同点で折り返す。後半5分から数的優位を活かした日大が抜けだし10分には23-19とした。日大GK1がゴールポストに後頭部を強打し交代となる場面があり、早稲田としてはチャンスとしたいところであったがうまくいかず。流れは日大になりベンチも大盛り上がり。しかし早稲田もGK21大武が奮闘。22分には29-25と4点差にせまったが追撃もここまで。

日大は出てくる選手のクオリティが下がらずプレーできるのがすごい。RB11番山根が余裕をもってプレーしており、OFのキーマンとなれるか。DFでは321から5-1にシフトするなどオプションも多いので相手や調子に有った体型をとれるのは有利に働く。関係ないけど公式HPが重たすぎるのでどうにかしてください。

早稲田はなんか悪くはないけどよくもないみたいな形になってしまった。失点が多くリズムに乗れないか。GK渡辺、大武両選手の奮起と、ボールに寄った厚みのあるDFをまずは作っていきたい。

 

日体大35-32明治

日体大:LW山﨑LB高橋CB藤坂RB大竹RW松本PV山下GK楠本

明治:LW小泉LB外種子田CB栃尾RB尾谷RW太田PV北川GK紅出

試合は両チーム決定機を外しつつ7分3-3と落ち着く。15分には日体大8-7明治で明治が先にTO。イマイチ波に乗れないから諸々確認か。明治はほとんどクイックリスタートなしで攻めていたのはターンオーバー対策?明治DFはけっこう機能しており、大竹にはほぼ打たせず割らせずと守っていた。前半は日体大15-14明治と互角の内容。後半早々に明治が追いつくも日体大が4分には17-15と一歩抜け出す。しかし6分に18-18と再び同点にすると明治が逆転、18分には24-26と2点のリードを奪う。さらに20分日体大大竹が2分間退場となり万事休すと思われたが、この間に日体大が同点に追いつき日体大ムードに。26分には30-30と三度同点になったが最後は日体大が逃げ切った。

日体大は藤坂中心にもっと走って点をとってくるかと思いきや、藤坂がベンチにいる時間もそれなりにあり難しい試合となった。高橋大竹の両BPがもうひと踏ん張り、そしてベンチメンバーにももう二踏ん張りしてもらいたい。途中出場の中沖は身体の厚みが増し一層大きく見えた。期待。あとは本場の日体大コールが聞けて満足です。

明治は最後まで食らいつくもラスト4分を切ってからの時間をものにできなかった。ベンチメンバーも試合に出て総力戦であったがもう一押し足らず。2番の崎前は元車体の崎前選手のお子さんかな?いいプレーありましたね。GK紅出は氷見3冠時の正GK。好セーブを見せ明治ゴールをよく守っていました。ところで彼は試合中ガム噛んでるように見えたんですけど、ハンドボールって試合中ガム嚙んでいいんですか?コートプレーヤーは接触時に吐き出しちゃったりする可能性が高いしモラルとしてもダメだと思うんですがGKはいいのか?ガムじゃなくてマウスピースなら問題ないけど絶対くちゃくちゃしてたし…そのあたりの公式見解知ってたら教えてください。

 

順天堂30-29国士舘

前半は順天堂GKにセーブが少なく13-18国士舘国士舘ワンサイドゲーム。そのままいくのかと思われたが、順天堂DFがしっかりと修正し後半10分には19-21と国士舘OFを抑え込んだ。その後両GKのビッグセーブがあり一進一退の攻防が続く。後半26分27-29から28分20秒順天堂28-29国士舘で進む。29分18秒順天堂がTOをとる。時間を使いきって1点取りドローに持ち込みたい。国士舘はここを守り切れば勝ちの場面。TO明け、順天堂新井が時間差でコートに入る7人攻撃を仕掛け、見事カットインから得点を決め29-29とする。ラスト10数秒程の時間を残し国士舘OFも焦りからか中央からミドルを狙いそれが枝でブロックとなる。順天堂の右側二人が速攻に飛び出し、国士舘DFがボール保持者を捕まえるも順天堂もなんとかパスをつなぎ、1枚目を守っていた選手がGK松下との1対1を制し得点を決めた。ここまで再三好セーブをみせた国士舘GK松下だったが、最後の速攻はセーブできなかった。

この日1番のナイスゲーム。面白かった。両チームともフロア・タムみたいなドラムをもってきており、応援もすごかった。特に順天堂のドラム叩いてた子はリズムもビートもよかったと思います。

 

まだ順位についてあれこれ言うのは早いですが、既に無敗は日体大中大順天堂のみです。得点は東海法政が低く、失点は明治早稲田が多いですね。対戦校にもよりますが、各チーム重視しているところも見えてきます。

東日本の阿部監督が観戦してました。だれかスカウトされていくのでしょうか?

 

自分はたぶん4/28、5/19,5/25に現地観戦できそうです。GW後半戦は家族と過ごします。会場で緑色の測量野帳にメモをとってみているドジョウみたいなおじさんがいたらそれが私です。気軽に声をかけてください。慌てふためきます。

 

J-netTVでの配信予定が増えていたのでそちらも確認してください。

 

なんとか3日目が始まる前に2日目の感想が書けました。

選手のみなさん怪我には気を付けて。溌溂としたプレーを期待します。