6畳1間のあめ

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【ハンドボール】2023年関東学生ハンドボール春季リーグ 入替戦

結果

 

東海大が危なげなく勝ち切り一安心です。おめでとうございます。

ゲームを振り返ります。

東海大のスターティングメンバーはLW大城LB野田CB高島RB神戸RW本川PV植村GK竹内でした。3枚目DFで小宮、宝田が出場です。野田(関東第一)、本川(氷見)、小宮(愛知)、宝田(藤代紫水)と1年生が4人です。田村監督勝負師ですねぇ。逆に上級生はもっと頑張ってもらいたいところですが…

試合は東海大の先制で10分には5-3とリードをしますが、両チームパスミスや落ち着きのなさが散見され、どちらも流れは掴めていませんでした。12分には未だ3点と得点が伸びない関東学院が先にタイムアウト

15分9-5と東海2番大城が2次速攻から打点の高いジャンプシュートを決める。

18分10-7と競った点数で推移しますが、東海はGK竹内がこの日は関東学院OFのシュートが良く見えていました。20分12-7と東海大が抜けだすと28分には17-10と差が広がる。前半ラストの東海大のワンマン速攻を関東学院のGKがビッグセーブし、関東学院も後半に望みを繋ぐ。

後半開始早々に関東学院15番が不正入場で2分間退場となります。これを皮切りに後半は両チーム退場者が出ていました。点差は縮まることなく推移し、後半15分には26-16と10点差がつき、試合が決定づけられました。

MOMは関東学院のGK。何度もファインセーブを見せ、東海大のOF陣に気持ちいい形でシュートを打たせませんでした。関東学院の2番キャプテンも時折歓声の上がるいいシュートをうっていました。

 

ゲーム総括としてみれば、東海大の圧勝で、負ける要素はなかったと思います。しかし、関東学院大のDFははっきり言ってザルで、東海大が落ち着いてミスなくOFできていればもっと簡単なゲームになっていたでしょう。自分たちがセーフティリードを保って勝っていても、シュートをきっちり決めて盛り上がること、控えの選手が点を決めたらもっと騒ぐこと、自分たちで雰囲気を作っていくことをしていってもらいたいですね。

 

1年生ながらLBを試合を通して務めた野田ですが、相手との間合いが近かったりバタバタしている姿が見られました。しかしキレのあるアウトカットインや自身の2点目には気持ちのいいロングシュートを決めるなど期待させるプレーをしていました。秋リーグでは臼井との2枚看板で東海OFを引っ張っていってほしいです。

この試合RW本川はサイドシュートが悉く相手GKにセーブされていましたが、速攻の飛び出しの良さもありますし、東海の両サイドは速攻が遅いのでスピードをみせていきたいですね。

全員に言えることですが、ボールをもらって前がいけるのに一瞬躊躇しているのが外で観ていてよく分かります。パスを探すのではなく、多少無理でもスピードに乗り自分で持ち込んでシュートにいくことを練習から意識してほしいです。そこからサイドへはたいたりPVへ落としたりパスを飛ばしたりと選択肢が出てくると思います。

DFは最後までしっかりやっていました。PVをフリーにさせてしまう場面がありましたが、フットワークと連携でよりよくなる印象を受けたので心配していません。1部のチーム相手にもしっかりアタックしてしつこくしつこ継続できるよう夏を乗り越えてください。

優秀な1年生が多い状態ですが、そこに甘えるのではなく全員で戦い、秋は4勝を目指し入替戦回避しましょう。

 

入替戦勝利おめでとうございます。秋も1部で戦えること応援できること嬉しく思います。