6畳1間のあめ

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【ハンドボール】2017年関東学生ハンドボール春季リーグ 5/13

 

 関東学生リーグも7日目が終わり、優勝と入替戦のチームが見えてきました。優勝は日大筑波、入替戦は東海立教のどちらか1校は確定で、もう1校がまだ勝ち点6のチームから選ばれる可能性がありますね。いやーおもしろい。

 さて13日の結果。

日体大 29 (12-12, 17-16) 28 立教大
2勝3敗2分           1勝6敗
国士舘 24 (13- 9, 11- 7) 16 東海大
3勝3敗1分         1勝6敗
法政大 24 (13-11, 11-12) 23 早稲田
2勝3敗2分           3勝4敗
日本大 27 (14-13, 13-12) 25 明治大
7勝             3勝4敗
中央大 29 (16-16, 13-13) 29 筑波大
4勝2敗1分          5勝2敗

 

 

試合の感想。

1試合目

今季はOFもDFもイマイチパリッとしない日体と戦力不足は否めないが化物みたいな働きをする下地がいるおかげでゲームになっている立教の一戦。両チーム出てくるGKが随所でセーブし、締りのあるゲームとなったが、立教はパスミスシュートミスが多く勝てるゲームを落とした形。

日体は屋比久が入るとクイックスタートの成功率が上がるような気がする(今日たまたまかもしれないけど)。彼はパスとドリブルとの判断が良くて、フェイントの1歩目が広いところがいい。左利きは安平入谷といるし、屋比久は背が低いから悩ましいところだけど、上手く回して欲しい。GK友兼は安定してよく止めている。仲村もいいし、日体の失点が少ないのはGKのおかげ。

立教はミスが本当に多かった。チームとしては1日目よりもぐっと良くなっているので、明日明後日と勝って入替戦を回避したい。そして下地が本当にすごかった。1人で得点できる選手だし、欲しかった大学はいっぱいあるんじゃないのかなぁ。

 

2試合目

4位に付けているけど得失点差がマイナスの国士舘と、チームの雰囲気が一向に良くならない東海の1戦。 

東海は驚きの立ち上がりの悪さとチームの雰囲気の悪さ。7分に東海2-6国士舘となったが、13分には5-7としっかりと追い上げているのになぜだかお通夜状態。キャプテン11番堤がOFに戻り、17番森がPVに入るようになったが状況は改善せず。

堤と佐藤立盛がパス回すと段違いにスピードが上がるけど、その先がサイドに落とすしか選択肢がないため、サイドが止められてしまうと得点が止まる。堤佐藤にPVが絡めばもう少し展開が広がるのだが、PV森はイマイチだし、中村田村もまだ堤佐藤程の速さがない。後半は12番GK小林が当たっていた。

東海は声を出して盛り上げる、しっかり走るの2点だけでもいいから徹底して欲しい。

国士舘はこの日色々な選手を出場させていた。スタートのGKが袰屋だったことは喜ばしいが、田里はまた怪我をしてOUTに。もったいない。

 

3試合目

最もチームの雰囲気が良い法政と、勝ちを掴んで入替戦回避を決定したい早稲田の1戦。

両チーム流れが掴みきれず、お互い譲れない展開が始終つづいた疲れるゲームとなった。法政はどこかで突き放したかったし、早稲田は逆転したらそのままいきたかった。ラストはノータイムのPTになり、しかもこれを法政GK深井がミラクルセーブするというドラマチックな展開で、正直見ていて面白かったです。

法政は前半山本祐輝のロングが冴え、高間内門と要所で得点。クイックや速攻も無理なくできバランスよく得点できた。早稲田のDFに苦しめられる時間帯もあったが、メンバーチェンジやチームの雰囲気の良さでしのぎ切った。

早稲田はどこかで波に乗りたかった。後半開始早々PVでの連続得点した場面のように、綺麗に崩せるシーンが散見しただけに悔しい。速攻の展開が、伊舎堂がRBの定位置あたりからドリブルで中央に切れていってクロスというワンパターンになってしまっていたので、平行や浮いたり切ったりがもっと必要だろう。あとはシュートをGKにぶつけてしまっているような面も修正が必要か。 

伊舎堂がチームと仲良くやっているようで安心しました。

この試合はジャッジが酷かった。選手が可哀想。

 

 

4試合目

全勝がかかる日大と、上位チームからも勝ち星が欲しい明治。

日大はキャプテン10番田中7番豊本22番川崎などが活躍。終始リードを保って展開した。明治はこの日15番宮崎が大活躍。PV山田と絡む2対2もよく決まり、最後まで日大を苦しめた。

 

5試合目

優勝するために是が非でも勝ちが欲しい両校。一進一退を繰り返し、引き分けとなったが、珍しい事象が2つも起こった。1つは前半、DFで接触しエリア内に倒れた中央北詰が、こぼれたボールを拾った筑波の選手のサイドシュートに気付きしゃがみこみ避けようとしたが、その北詰の頭にシュートが直撃しPTとなったこと。2つ目は筑波牧野のユニフォームが破け、途中から27番になっていたこと。両方とも初めて観た。

筑波は17番森永がよく得点をしていたし、GK坂井も後半途中から当たりが出た。もう少しコンスタントにセーブしてくれるとゲームが締まるが、GKの感覚は生ものなので仕方がない。

中央はRW名冨CB中野の活躍とGK12番山崎のセーブが光った。もうひとう何か武器があればいいんだけどなぁと思ってしまう。

 

現在首位の日大は2位3位につける筑波中央との直接対決がまだ残りますが、勝ち点的に14日に優勝をかけて筑波と戦うことになります。選手のみなさんには好ゲームを期待します。