6畳1間のあめ

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【ハンドボール】2021年山梨インカレ 東海大vs環太平洋大

 

やっとインカレ見れました。

東海大28-29環太平洋大

1点差の敗戦ということでとても残念で悔しいです。4年間の集大成がコレか?と憤りを感じました。負けたら引退のインカレなのに、チームとして負けることに慣れ過ぎてしまっていたんじゃないかと思ってしまいます。しかしどんな背景があるにせよ「勝ち」と「負け」を積み重ねて今の東海大があるわけですし、ここで一念発起して勝ちを求めるチームになって欲しいと強く思います。

 

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さてゲームですが、前半はクソみたいな立ち上がりをし、退場の多い時間を過ごしました。というか厳しい判定が多かったですね。「これ退場?」ってプレーが多かった気がします。逆転してからももっと差を広げられるシーンがあったのですが、相手GKに阻まれたりと点が積み重なっていかなかったです。

 

後半の1本目も相手が1人少ない状態できれいに右サイドまでつないだにも関らずシュートを枠に当てて得点が入らない。流れに乗れない。幸い次の環太平洋大OFはミスで失敗、東海の速攻につながり得点できたがそういうところです。

 

総括して全然競るような相手ではなかったのになぜ…という気持ちです。OFが手詰まりになるようなDFでもないし、環太平洋大OFもLBCBの突破には気を付けたいけどもう少し縦に強くこないと怖くないと思うような形が多かったと思うのですが…後半16分で24-21とリードしていた中で24-24と同点となり、東海TOから更に3連打で23分には24-27と3点差(7分で6連取された)になったあたりが悪い部分が出まくった形ですよね。その後25-27で環太平洋大がTOをとり環太平洋大はそのOFでしっかり1点を獲得し、残り5分で3点差と勝ちをぐっと引き寄せたのに対し、東海大は次のOFをパスミスで潰してしまう。更に次のDFを守り切ったところで速攻に出てまたもパスミス。もう。

29分16秒 東海28-29環太平洋大となったところで東海大ボールになり時間を使いきって同点にして延長と考える部分で、相手の高く敷いたDFに慌ててボールポロポロしてあっけなく試合終了。最後の笛は完全にミスジャッジでかわいそうだけど。

 

バックプレーヤーはボールを回して広い角度でサイドで勝負という形は何度も作れており、サイドシュートもそこそこ決まっていました。その形が上手く行き過ぎたのか、もっとPVを使ってシュートを打つことと高橋石嶺加瀬がミドルロングを狙ってもよかったと思います。多少の距離があってもプレッシャーも強くなかったし打ってよかったはず。

 

これで引退は残念です。もう少し上を目指せるメンバーだと思っていたのでその落差もありますが、こういう試合内容を今後もやっていくのかと思うとやるせない気持ちになります。今後はやはりメンタルの部分を改善していくのが1番でしょうか。自分たちは強い、勝負に勝つんだという気持ち。シュートを自分が決めるんだ、目の前の相手に勝つんだという気持ちが必要だと思います。ハンドボールをもっと楽しんで欲しい。その次にウェイト。強力な左腕が来期もいますのでそこを中心にOFは組み立てることになるでしょう。CBやサイドにもコートに立っていた選手が残ります。DFは課題ですね。GKがほぼ4年間守り切った12番中村が引退ですので、次のGKは試合経験がどうしても少ない選手となってしまいます。いいGKがいるといいんですが…

 

やはり生活習慣から変えていかなければ根本的な解決にはならないと思います。最近だと中大が杉岡の少し上の代くらいで2部と行き来していましたが、今季はインカレ優勝でした。有望な選手がぐっと集まっていることもそうですが、基本的に寮生活で朝練も行っているとのことです。それだけが全てではありませんが、そういう下地は大切でしょう。

 

熱量をもってハンドボールをやってもらえれば幸いです。選手たちにもっとハンドボールを楽しんでプレーし、楽しいものだと表現してもらえるハンドボール部になって欲しいと思います。選手のみなさん4年間お疲れ様でした。保護者の方々、ご子息の生活面からのバックアップお疲れ様です。おかげさまで私も楽しく応援させていただきました。

 

来期からの東海大学ハンドボール部を楽しみにしています。