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【ハンドボール】豊田合成GK坂井幹が海外挑戦?!

 

日本代表のセカンドGKであり豊田合成の選手でもある坂井幹(有馬高校→筑波大学)がダグル・シグルドソンの故郷でもあるアイスランドで海外挑戦をするという話をキャッチしました。ダグルが所属していたチームらしいとのことなので、ヴァルル・レイキャヴィークでしょうか。

 

坂井選手は所属チームの豊田合成ではプレータイムがほぼないという摩訶不思議な状況で日本代表のGKを射止めたという驚きの選手です。ちなみに所属チームでは中村匠選手がゴールマウスを守る時間が多いです。日本リーグをみていると中村匠選手を代表に呼んだ方がという声を聞くことも正直多いですね。ダグル体制下で呼ばれるようになった選手なので、他の候補GKにはない190cmを超える身長と海外の選手との相性などがあるのでしょう。

 

筑波大学時代は2年次は2番手GKでしたが、3年次から正GKとしてプレータイムが増えました。独特の脚の出し方やサイズを活かしたセービングを持っていましたが、どこか自信なさげな、メンタル的な弱さを感じるところもありました。しかし代表としてチームに帯同するなかで成長を見せ、東京オリンピックではビッグセーブを見せる場面もあり伸びしろを感じています。年齢もまだ若いので、大型選手がガンガンシュートを打ってくる海外リーグに身を置けば、国際大会で一層の活躍が見込まれます。今後の自身の成長と日本GK陣のレベルアップのために国内ではなく海外での挑戦を選んだのだとしたら、ファンとしては大声で応援していきたいところですね。

 

筑波出身者の海外挑戦が相次いでいます。また北電の松浦選手も徳田廉之・助吉田守一のいるチームへの移籍を表明しましたし、筑波のこの挑戦を呼び水に多くの選手が海外目指して頑張って欲しいです。

 

 

坂井選手は世代の代表GK第一候補なので、研鑽を積み、強く頼りになるGKになって欲しいです!