6畳1間のあめ

ハンドボールとか音楽とか雑記とか。

【ハンドボール】トヨタ車体-ジークスター東京 20200829 

今年は学生ハンドボールが少ないので今更ですがJHLを追ってみようかと思います。JHL TVが見やすくなったことも要因。あと関東学生から応援している選手たちが実業団で出場時間が増え始めたっていうのも大きいですね。

 

さて遅くなりましたが開幕週の試合レビューです。

トヨタ車体VSジークスター東京

スターティングメンバ―は以下の通り

車体 LW杉岡LB北詰CB木切倉RB渡部RW伊舎堂PV岡元GK加藤

東京 LW三輪LB信太CB今村RB東長濱RW加藤PV高橋GK甲斐

 

車体吉野は4月に足首の手術を行った影響で選手登録されていません。


トヨタ車体 × ジークスター東京

 

開始1分でジークスター東長濱が2分間退場と先行き不安な出だしとなったが、車体リードで試合が進む。12分PTを車体伊舎堂が明後日の方向にぶん投げ本人も苦笑い。試合タイマーが20分59秒から20分00秒に逆カウントされるアクシデントもありつつ、21分車体高智が2分間退場し車体10-9東京と1点差になる。ここが試合の分水嶺だったかもしれない。しかし車体の5-1DFを崩せない東京OFがじりじりと差を広げられ、28分15-10。更に東京がエリア内DFで7mTを献上するも、これを東京GK家田がセーブ。さらに29分30秒で車体ボールとなりこれを速攻につなぐとDFファールを誘い再びPTに。ここで差を付けられると東京は後半苦しくなるところだが、GK家田が杉岡のPTを見事セーブし前半15-11で終える。

後半も3~4点差で試合がダラダラと進む。東京はCBに豊本や新名を入れ変化をつけるが車体は信太東長濱を厚く守り、得点を許さない。両名の個人技も光ったが他ポジションからのシュートが増えないのでどうしても単調になってしまう。そのまま時間が流れ車体34-27東京でタイムアップ。

初戦ということで両チーム退場も多くピリッとしない部分が多々あった。シーズン初戦の緊張もあったと思う。東京はまだまだチームとして粗削りな面があり、OFの展開力も不十分。イージーなミスを減らし、サイドシュートを増やしDFを広げられないとせっかくの信太、東長濱のOF力も活かしきれないだろう。

車体は吉野を欠く中玉城や内海といった2番手選手にプレー時間が多く与えられ活躍がみられた。北詰津屋といったBP陣がミドルを積極的に狙うことでサイドポストがより生きてくるので強く前を狙っていきたい。途中から行った5-1DFはなかなか機能しており、トップに入る岡元が動けていてよかった。甲斐が抜けたことによるGK不安があったが岡本と加藤がよくセーブした。