6畳1間のあめ

ハンドボールとか音楽とか雑記とか。

【映画】帰ってきたヒトラー

 

 久しぶりに映画の感想でも。

 

あらすじは、

アドルフ・ヒトラーが、現代によみがえる。非常識なものまね芸人かコスプレ男だと人々に勘違いされる中、クビになった局への復帰をもくろむテレビマンにスカウトされてテレビに出演する。何かに取りつかれたような気迫に満ちた演説を繰り出す彼を、視聴者はヒトラー芸人としてもてはやす。戦争を体験した一人の老女が本物のヒトラーだと気付き…。

といったもの。

 

ヒトラーが現代によみがえったら――

一見して質の悪いブラックジョークで、社会批判の暗喩映画かと思ったら大間違い。フィクションとノンフィクションが交錯し、正気と狂気が入り混じる素晴らしい映画でした。同作はベストセラー小説を実写化したもので、作中のインタビューは実際に素人さんに突撃インタビューをした映像を使用しているとのことで、そのリアリティが作品のテーマを一層強調するものとなっています。

 

作中のヒトラーを人々はコメディアンと信じ込んで笑いながらもその求心力に惹かれていきます。その過程は、現代にヒトラーのような人物が再来したら大衆は間違いなくその人物を指導者として選んでしまうことを予見させるものでした。

 

コメンテーター「ヒトラーでない時間は何を?」

ヒトラー「あなたはあなた自身でない時間があるのか?」

 

確固たる世界観があり、二分的に善悪敵味方を分ける様は痛快で明快であり、聴衆を、視聴者をひきつけます。「私がなったのではない。大衆が選んだのだ」ということを作中述べますが、そこに恐ろしさがありました。

 

 

間違いなく面白い映画ですので、多くの人に見てもらいたいです。

たぶん小説も面白いでしょう。

 

 

帰ってきたヒトラー 上 (河出文庫 ウ 7-1)

帰ってきたヒトラー 上 (河出文庫 ウ 7-1)

 
帰ってきたヒトラー 下 (河出文庫)

帰ってきたヒトラー 下 (河出文庫)

 

 

 

帰ってきたヒトラー 上下合本版 (河出文庫)

帰ってきたヒトラー 上下合本版 (河出文庫)

 

 

 

【ハンドボール】2018年秋季リーグ入替戦 東海大vs桐蔭横浜大 20181206追記修正

今更ですが、標記試合を観ました。

 

結果としては東海の勝利で1部残留を決めたわけですが、問題はゲーム内容ですね。

特に気になったのが、OFのきっかけ部分。

 

PVが浮いてきてパスをもらい、動きながらパスをBPに返し、浮いたままプレーを継続するという形が多々見られました。何度もやるもんだからPVを見る必要がないDFラインが高くなってOFで崩せないというシーンに繋がっていました。せっかく相手DFを高くしたのだからもっとボールのない側のBPや両サイドがトランジョンするなりしてDFラインの隙をつかないと勿体ないと思います。

PV村田をバックプレーヤーの位置において、1対1を仕掛けたいがための戦術なのかもしれませんが、それなら初めからCBに村田置いてゲームを組み立てる方が展開力があると思います。というか、そもそもあまりPVにパスが通るシーンがなかった気がするので村田をPVにする必要性が感じられません。春季のように左利きの平良をPVに据えればよかったと思います。

 

OFではLB高橋とRB宮城がよく前を狙っていたのはよかったと思います。「縦に強くアタックする」というのは全年代共通する課題ですので、前を狙う姿勢はいいと思います。DFでは1年生GKがよかったのと、よくシュートをシャットアウトするシーンが見られ、そこはよかったですね。

でも、相手少ない時に点数取れないし速攻全然ないし、こういうゲームしてたらインカレも勝てないでしょうね。

 

悔いても仕方ないので、次の代にまた期待しましょう。だれがキャプテンなのかも気になります!

 

 

 

【ハンドボール】2018大阪インカレと東海大学のこと

 

2018年のインカレは大阪体育大学の優勝で幕を閉じましたが、私のインカレは東海大が1回戦で負けたところで幕を閉じてます(号泣)。女子は3位でしたね、おめでとうございます!

さて、その東海大の試合ですがYouTubeにUPされていないので観れていません。去年のも観れていないので、このままいくと今年も観れません。悔しい。東海スポーツさん(

https://blogs.yahoo.co.jp/tokaisports/MYBLOG/yblog.html?m=lc&p=2

)で戦評は見ましたが、やはり試合を観ないと…というか観たい…

 

結果だけ見ると、DFでやられ過ぎたのかなぁといったところ。高めのDFを敷いたとのことで(321DF?)、それがハマらなかったのでしょう。あとはGKが当たらなかったか。一時リードし、最終盤にも追い上げを見せただけに、悔しいゲームとなってしまいました。そして苦しい1年間だったとも思います。勝てない、勝ちきれないゲームが多い中、群を抜いたプレーヤーがいるわけでもなく、キャプテン村田を中心によく戦ったのではないでしょうか。

何でみたか忘れましたが、「試合後涙を流す下級生が多くいた。4年生に人望があり、チームとしてまとまりがあった」と田村監督が愛知大戦後にコメントしていたと思います。1年生LBがいて、GKとBPのエースは3年生、そこに両サイドの4年生とDF専門の4年生、BPのシックスメンにも4年生が控え、主将副将がPVに入る、バランスのよいチームであったのではないでしょうか。1年生GKも秋リーグにはそこそこ試合に出ていましたし、それをまとめたキャプテン村田の努力が伺えます。現4年生の姿を間近で見ていた下級生にはぜひこの悔しさを次のハンドボールに向けて欲しいです。

 

www.youtube.com

 

今年度は春秋通じて入替戦を戦い、インカレも1回戦負け。津波古を擁し春優勝を飾った年から下降線を辿ってきています。昨年度は堤・佐藤・森と3選手もが実業団へと進みましたが、決してよい成績とは言えませんでした。

いくつかの提案をし、私の声が部員や田村監督に届くことはないと思いますが、何らかの形でハンドボール部の強化へつながればと思います。

 

まず、寮の設立です。東海大ハンドボール部は一人暮らしの学生が多いのだと思います。サッカー部や陸上部には寮があったかと思いますが、ハンドボール部にはないはずです。大学生のレベルになると、栄養面でのトレーニングや理解が最早必須となっています。直近で高校3冠を成し遂げた氷見高校などでもその重要性を説いているので、ご理解いただけると思います。やはり誘惑の多い大学生活において、多少なりとも規律を求める集団生活と栄養面を考慮した食事は必要と思われます。

私が喜んで住み込みで寮母やるので、ハンドボール部寮の建設を大学にはお願いしたいところです。

 

次に、情報の発信です。女子部はHPがありますが、男子部にはありません。公式Twitterやブログもないというのは情報統制をしているのかと勘ぐってしまうほどです。ネットの発達で、部の雰囲気や施設などとても簡単に比較できます。その中でよいと思ってもらい、入学入部してもらうにはまず情報を発信しないと他校と同じ土俵にも上がれません。関東1部リーグでハンドボールを続けたいと思う中で、学歴や知名度というものを考慮すると、やはり早稲田や明治といった有名大学に学生や親御さんは向きがちでしょう。法政立教中央といったMARCHに国立大である筑波と知名度のある大学との競争で東海大学を選んでもらわなければならないというのは、非常に厳しい戦場です。

情報を発信し、クリーンな部活動であること、雰囲気が伝わること、子(学生生活)を親にみせてあげること、とても重要だと思います。ラグビーなんかも面白い動画をTwitter

で配信したりしていますね。

 

最後に系列校の強化でしょう。東海大菅生をはじめ各地にある高校のハンドボール部の活性化および大学でのスポーツ継続を計り、底上げと共に長期スパンでの連続した指導により技術の向上をはかりたいです。ひいては学生の母校への帰属意識の強化と共に大学運営にもプラスになると思われます。

おそらく東海大菅生なんかは大学と合同練習をしているはずですので、そこに東京都の雄である明星高校や早稲田実業など多摩地区の高校と交流を兼ねた練習を設けることはプラスに働くと思います。

 

東海大学(医学部医学科を除く) (2018年版大学入試シリーズ)

東海大学(医学部医学科を除く) (2018年版大学入試シリーズ)

 

 

日体大や筑波なんかに比べると有名選手の進学が少ない中で毎年チームを作ってくる田村監督の練習方法や指導は決して悪いものではないと思います。リーグ戦には保護者も少ないながら毎試合応援にみえていますし、もっともっと良くなる素地はあると思います。

 

関わることができないのでいつも悔しい思いをしていますが、東海大ハンドボール部を応援しています。頑張ってください。

 

 

のどあめ

【音楽】RADWIMPS 『そっけない』

ラジオから表題の曲が流れてきて、「いいなぁ」と思ったら青春時代の音楽の5割を構成するラッドウィンプスさんでした。何年たってもふと聴いたら、「お、いいじゃん」とか思ってしまうんだろうな。RADWIMPS2~発展途上~が出る直前くらいに知って、それ以来すっかり虜です。そのあたりのことからいつか書きたいとは思うけど、今日は「そっけない」がとてもよいからそちらの話。

RADWIMPS2~発展途上~

RADWIMPS2~発展途上~

 

(これも若さと勢いのあるアルバムです。)

 

 

www.youtube.com

お得意の恋愛がテーマで、とてもしっとりした曲。初期のころはもっと強い愛を気持ち悪い表現で出していたけど、この曲はゆっくりとしたテンポで恋の駆け引きをみせたり強がってみたり、恋をしているときのはやる気持ちや不安な気持ちを表現しています。歌詞の色々なところで現実を感じられるのですが、手に取れるかろいえばこぼれていってしまうような曖昧さを含ませていて、聞き入ってしまいます。

 

この曲が入っているアルバムが12/12に発売となります。

ANTI ANTI GENERATION(初回限定盤)(DVD付)

ANTI ANTI GENERATION(初回限定盤)(DVD付)

 

 

すごく楽しみ!!

 

 

RADWIMPS4~おかずのごはん~

RADWIMPS4~おかずのごはん~

 

 これを買った時以来の購入になりますね…

 久しぶりにRADWIMPのアルバムを買おうと思います。

 

 

【ハンドボール】モチベーションビデオ 2018年インカレ 11/10追記

 

以前モチベーションビデオをとりあげましたが、明日に迫った大阪インカレを前にそろそろ各校UPするだろうなぁと思っていたら東海大学などがUPしたのでご紹介です。

↓以前の記事↓

nodoame0.hatenablog.com

 

東海大学

www.youtube.com練習風景など試合映像以外が多めで音楽も他のものとは一線を画す、普段とは一線を画すよくできた作品となっています。選手の意気込みも入っていて、見て楽しい仕上がりです。惜しむらくは、試合映像が荒いことでしょうか…

 

このMVで使われている音楽はこちら。

Kernkraft 400

Kernkraft 400

 

 

The Greatest Show (From

The Greatest Show (From "The Greatest Showman") [Instrumental]

 

 

日本大学

www.youtube.comこちらも試合以外のシーンが多いですが、写真の連続となっています。ゴールシーンとセーブシーンが多いので、ハイライト的な良さがあります。

このMVで使われている音楽はこちら

https://www.amazon.co.jp/LIFE-%E3%82%AD%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%B3/dp/B00164POQY

 

早稲田大学

www.youtube.com入りとかすごくかっこよくてインディーズバンドのMVみたいなんですが、全体を通してみると少し物足りなさを感じます。ハンドボールのシーンもカッコいいんですが、あれ、これで終わり…?みたいな。新宿の街並みをわけわからん感じで歩いてますね。大ガード→東口→南口→また大ガード?。

 

同志社大学

www.youtube.comインカレのというわけではないのですが、見つけたので。

 

関西大

www.youtube.comインカレのというわけで~~

 

 

モチベではないですが、「マナーアップキャンペーン」に取り組んでいます。こんなことをしなくても、各自常識とマナーに則って活動してもらいたいところですが、自律をはき違えている選手がいるのもまた事実なのでしょう。

www.youtube.comおもしろい取り組みだと思います。選手は各大学の名に恥じないよう行動してもらいたいですね。

 

少し古いものですが、わけのわからないものも。

www.youtube.com

早稲田、法政あたりもインカレに合わせてモチベーションビデオを出すと思われますので、楽しみですね。

 

 

 

 高屋奈月の傑作、フルバ。アニメ化もしましたね。愛蔵版が出ていますので、未読の方はぜひ。

 

 

【ハンドボール】琉球コラソンに俣野選手が加入

 

以前取り上げた駿河台大学卒の俣野選手がスペインから戻り、琉球コラソンに加入しました。

↓以前の記事

nodoame0.hatenablog.com

 

スポーツイベント・ハンドボール2018年11月号

スポーツイベント・ハンドボール2018年11月号

 

 

 

ラソン公式

俣野志樹選手 契約基本合意のお知らせ | 琉球コラソン公式サイト

 

 

腕をしならせるようなシュートが特徴的で、そこから繰り出される強烈なステップシュートや、高い跳躍からのジャンプシュートが魅力的な選手です。学生時代は線が細かったのですが、海外での強い当たりに揉まれて大きくなって帰ったきたと思われます。コラソンには佐藤や堤といった個人的に応援している若手もいるので、切磋琢磨して頑張ってほしいです。

 

海外リーグでのプレー経験がある選手が日本リーグに加入することはとてもいいことだと思います。高校・大学卒業後即実業団(=就職)だけがすべてではないはずです。今回の俣野選手や徳田選手のように卒業後、また藤田選手・部井久選手(共に中央大)のように学生時代から海外にチャレンジする選手が増えることを切に願います。世代別代表だけが世界を感じる唯一の手段だと、やはり選手が限定されますし、それでは底上げにも限界があるからです。

スキルを上げることはもちろんですが、ハンドボールを通じて見聞を広め、世界を肌で感じることは選手の人生の選択肢の増加につながると思います。ハンドボールで芽が出なかったとしても、その経験は指導やハンドボールから離れたところでも絶対に生きてきます。

 

そういう選手を受け入れるチームが増え、海外に挑戦しようという若い人が増えるよい循環ができると思います。

 

 

 駿河台大学には系列校の駿台甲府からの卒業生も多いですが、埼玉の強豪浦和学院の選手も多数います。キャンパスが飯能なので、家賃が安いと思います。

 

www.surugadai.ac.jp