6畳1間のあめ

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【ハンドボール】ダグル・シグルドソンあれこれ

事情通の人や仕事として代表やトップチームに関わっている人らが云々言っているのをTwitterでちらほら目にするだけで、仔細について知らないのです。正直なところ個人名を特定して詳しく知りたいような知りたくないような気持ちですが、気持ちの整理のために少し書きます。

事実と異なる、実はこうだ等々教えてくださる方はコメントもしくはTwitter等でお知らせください。ちなみにブログへのコメントは私が公開を承認しない限り私にしか公開されませんのでご安心を。

 

ちなみに私はダグル監督は結果も出したし、例え負けていたとしても部井久はじめ代表選手の育成発掘にめちゃくちゃ感謝しているので(強化合宿のチャレンジ枠とか)、是が非でも離してはいけない人だと思っています。

 

さてダグルはクロアチアの監督就任が正式に発表されました。そちらでもオリンピック出場を果たして欲しいというのが本音で、なんなら本戦では日本と戦ってるところも見たいです。そしたら日本代表はボロッボロのコテンパンにされてしまうかもしれませんね。

 

問題。

 

ダグル・シグルドソンはJHAが前前?体制の蒲生さんらが招聘。パリ五輪までの7年長期契約で報酬はそれなりに払っていた。(反ダグル派がこの報酬の高さも嫌っていた?)

蒲生さんら退任後(退任の理由は知らん)、その後当時強化本部長?がいるも協会内では反ダグル派が多数。変わらず協会側との熱量の差を感じるという記事あり。

結果の出ない年月が続くも、ダグルの見出したベイグ、吉田、中村匠、蔦谷、育てた元木、渡部、笠原らの活躍があり当初目的のパリ五輪の自力出場権を獲得。

しかし、ここでも協会は契約延長やスペシャルなボーナス等は出さず、プロ監督としてのダグルへのリスペクトを欠く対応。(一企業、一人の人間としても問題がありまくる対応。)

パリ五輪本戦の契約を残すも、ダグル側からは十二分に義理は果たしたとのことで契約破棄。

協会側が出したのはクソの上澄みみたいな敬意のないペラ1枚の文書。

 

っていうのが大まかな流れなのかなぁと思っています。

 

協会はなぜ契約延長を打診しなかったのか?パリ五輪の出場を果たした時点でどうにかお願いすればいいものをせず、先日暫定的に荷川取氏を据え置き海外遠征を行いました(同時にダグルを支えた舎利弗コーチも解任。意味わからん)。

 

アジア予選の帰国後会見の場にダグルがいないのは意味が分からんよ。普通は一番表立って賞賛を浴びて「素晴らしい采配でしたね!」とか言われるところなのに、その場にいなかったって言うのは、「どうせ負けるから初めからアジア予選後は国に帰ってもいいですよ」って協会側が言ったようにしか思えないです。

 

協会側はまさかアジア予選勝ちぬいて、しかもオリンピック前にまさか辞めるとは思ってなかったのかもしれませんが、今思うのは自分らの都合のいい人間やもしくは自分がオリンピックのベンチに座りたいからダグルを追い出したんじゃないのかって邪推してしまいます。

 

協会はこれまでもクソなことを散々やってきており、結局プロリーグだなんだも曖昧になっているし、自分らが選んだ葦原氏にだって協力的でなかった。ハンドボールリーグの価値を高めるどころか地に臥すようなニュースばかりが流れ、それに対するしっかりした謝罪や理屈の通った表明もされていない。こうなってくると本当に自分たちの私腹を肥やすためだけの日本ハンドボール協会なんじゃないのかと思えてくる。

 

www.youtube.com

ダグルがクロアチア監督に就任したのでそのインタビュー動画が出ています。ダグルは日本のことを悪く言うことはなく、リスペクトや選手たちの可能性なんかを簡単に述べてくれています。

本来は退任にあたってJHAが感謝を込めてダグルジャパンの軌跡的な動画を出すべきところでしょう。どんなに後味の悪い終わり方(協会にとっては嬉しいのかもしれませんが)だったとしても、これまでの彼のもたらした結果には敬意を払うべきだしそれが人として最低限の礼節ではないのでしょうか。