6畳1間のあめ

ハンドボールとか音楽とか雑記とか。

【ハンドボール】2020-21JHL個人表彰

 

2020-21レギュラーシーズンが終わり、残すはプレーオフ3試合のみとなりました。今シーズンは新型コロナウイルス感染症のために例年以上の悲喜交々のあるシーズンとなったのではないでしょうか。まずは、試合の開催に尽力された関係者の方々、感染症対策のうえでベストパフォーマンスをした選手の方々、開場に行けないにも関わらず例年以上に熱の入った応援をしたファンの方々、お疲れ様でした、ありがとうございます。個人としてはJHLを年間通して応援した初めてのシーズンになりました。これまでは暇を見つけてチラホラとでしたが、今年はJHLのために家族をないがしろにし観戦を決め込むという感じで、家庭内での立場を危うくしながらも楽しく応援させていただきました。

JHLはYouTubeでのライブ配信が充実し私としてはとてもよかったと思います。関東学生リーグの観戦に行けなかった鬱憤を解消できました。賛否両論ある実況ですが、初年度としてはこんなもんではないでしょうか。ルールを知ってる身としてはかなりくどいかなと感じましたが、NHKの放送ではないしあまり文句は言えません。各試合OBによる解説は楽しみのひとつとなりました。もっとチームOBならではの話とか聞けると嬉しいなぁと思います。

 

また、YouTubeTwitter、クラブハウスといったアプリでも各所でファンによる盛り上がりがあったシーズンであったと思います。数年前のTwitterといったら本当に情報が少なかった…と感慨深い気持ちです。とは言っても持ち上がってはいなくなっていくコンテンツは数知れずなのですが。

 

それでは個人表彰の結果。

 

f:id:nodoame0:20210228213934p:plain

得点王は湧永の点取り屋のサウスポー稲毛選手ですね。順当にいけば大同の東江選手がとっていたかもしれませんが、世界選手権の後から調子を崩しましたね。シュートの速さ、俺がとるんだ!という気迫はほかの選手の追随を許さないものがあったと思います。

フィールド得点は肩のケガから復帰した北電の川島選手。早稲田時代、もっと言えば明倫中時代からすごい選手で、本来であれば日本代表に名を連ねていてもおかしくない選手です。来季はもう少し身体を大きくして東江北詰の代表CB序列に食い込んで欲しいと思います。

シュート率は合成の出村選手。テクニシャンですね。途中までは湧永の福田選手がとるかと思っていましたが、今季大爆発で世界選手権にも出場した出村選手に軍配が上がりました。

 

今季すごいのは全て初受賞の選手が並んでいるという点ではないでしょうか。新戦力が台頭したシーズンとも言えると思います。例年同じ選手が受賞しても面白くないですし、新しい選手が活躍するということはそれだけ入れ替わりがあるということで、代謝があるので新しい状況についていけない人はどんどんふるい落とされていくことにつながります。古い体質や古い考えはどんどんそぎ落とされていくでしょう。プレーに関してもそういうことが言えるようになっていくんじゃないんでしょうか。

 

プレーオフ進出は合成、車体、大崎、大同の4強となりました。ここは戦前の予想通りかと思います。有利なのはやはり合成でしょうか。車体も決勝に進めるなら連戦の勢いというのもあるかもしれませんね。大崎も少し怪我人がいるのが気になりますが実績もあるので軽視できません。私は合成の優勝だと勝手に予想しています。