6畳1間のあめ

ハンドボールとか音楽とか雑記とか。

【ハンドボール】JHLがクラウドファンディング開始

JHLが動画コンテンツ充実のためにクラファンを開始しました。

1口3,000円からで、支援者は公式HPで名前の公表、選手とのオンライン座談会への参加といった特典があるようです。

 詳細→http://www.jhl.handball.jp/jhl45/topics/JHL-RL20003.pdf

f:id:nodoame0:20200717094418p:plain

 

今シーズンの開幕は決まりましたが、会場での応援や観戦者数は制限されるでしょうし、コロナ感染を危惧して来場を控える人も多くいると考えられます。このような中でも多くの人にハンドボールを楽しんでもらうために、より臨場感のある映像の撮影、録画配信など動画コンテンツを充実させたいとの思いからクラウドファンディングが行われます。ハンドボールにお金を使いたい人はこの機会に協会にお金を落としましょう!

 

正直なところ、定点カメラ(AIカメラ)でただコートの左右を行ったり来たりする動画でも配信があるだけでありがたいと思っていました。しかし、昨今のコロナ禍による行動の自粛やネット配信環境の充実といったものを考えると、今後動画コンテンツは必須であり、またどれだけ充実しているかがファン獲得に影響を与えるでしょう。そういう点からいくとこのタイミングで動かざるを得なかったことは遅すぎたともいえます。8月24日から日本リーグが始まりますが、それに間に合うように動いているのでしょうか?既に動いていて、足りない分の補填でのクラウドファンディングなのでしょうか?実際のところは分かりませんが、ハンドボールをより魅力的なスポーツコンテンツにするためには、現地に行けずともその迫力やスピード感がわかる映像の配信は必要です。既存新規を問わず、ファンにトップ選手のプレーを提供できないようではスポーツとして先がありません。

 

スポーツの配信といえば、サッカー野球バレーなど多くのスポーツがやっているように、実況と解説がいて、映像がアップになったりリプレイが流れたりといった所謂「スポーツ中継」が考えられます。この配信方法もいいと思うのですが、私個人としては、もっと選手のプレー中の声や、両面テープからボールが離れる音、シューズが床を捉える音、キーバーがセーブした時の鈍い音、など「コートの音」を拾ってくれる配信があって欲しいなと思います。やはり現地で観戦した時にいちばん印象的だったのは、選手たちが想像してたよりも喋っていることでした。例えば、切っ掛けの指示や、DFの連携、相手選手との会話、監督からの指示といった生の音が想像していたよりもずっとずっと多いことでした。それが聴きたい。極論を言えば、実況解説なんていらないので、OFDFはボールを中心に半面を写して、音声はコート上の音を拾ってくれれば十分なんですよね。もちろん試合のハイライトだとかリプレイだとかが挟まれれば嬉しいですが、それは後日YouTubeにでもアップしてくれればいいものですし。

 

JHLがどのような形で充実させてくれるのかは分かりませんが、ハンドボールファンを納得できる形で寄付を使ってくれたらなと思います。

 

スポーツイベント・ハンドボール2020年8月号

スポーツイベント・ハンドボール2020年8月号

  • 発売日: 2020/07/20
  • メディア: 雑誌