6畳1間のあめ

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【ハンドボール】 アジア選手権 日本vs韓国 感想

 

 ハンドボール男子アジア選手権が開催されています。日本代表は16日22時から韓国と戦い、アジア予選では実に26年ぶりの勝利を収めました。

 

 

 

 総評。前の代表(岩本監督)の時とはガラッとチームが変わっていた。オルテガ新監督のもと、ヨーロッパで活躍する銘苅・土井が、大学生から徳田・東江が招集された新制日本。OFDFとも課題が見られるが、総じて良くなっていたと言える。やるべきこと(戦術)がきっちりと選手に徹底され、チームに一体感が見られた。欲を言えば後半連続失点した場面では、選手同士で切り替えることができればもっと点差が付いたとは思う。しかし、点が欲しいと思う場面で渡部を筆頭に徳田・信太が個人技で点を取ってくれた点は非常に良かった。

 前半

渡部が大活躍。大学生徳田がRBでスタメン。

10分38秒:速攻の繋ぎから土井がパスフェイントからの技ありのシュート。

13分49秒:PV加藤が掴まれながらも根性で回り、退場を誘う。

14分02秒:1人少ない韓国DFの隙を突きさらに退場を誘う。

このあたりのOFで信太?の勿体ないチャージングなど、相手が少ない点をしっかりとついたOFができればもう少し楽にゲームが展開できたはず。

22分58秒:日本11-韓国9 勿体ないミスが減ってきた。東江はもっと積極的にプレーして欲しい。少しビビってるように見受けられる。

23分45秒:DFからルーズボールに銘苅が飛び込み速攻に繋ぎ東江嬉しい初得点。銘苅はこういうプレーが素晴らしいね。

前半終了:日本14-韓国10

7mPTは銘苅が打っていたけど、笛なってすぐに必ず1回腕を振るフェイントを入れるのはやめた方がいいと思う。でも銘苅のガッツポーズはすごい好き。チーム全員と盛り上がるああいうのは、チームにとって必要。とくにベンチの選手にとって。

 

 後半

前半の入りと同じメンバー。

57秒:信太のロングで先制。前半には見られなかった動き。バックプレーヤーなのだからもう少しロング狙って欲しい。

後半は信太の動きがかなり良くなった。

6分47秒:日本18-韓国11 点差が開き始める

11分20秒:GK木村ロングのセーブから局面融合で植垣がゴール。このあたりから植垣もいいプレーが増える。

15分37秒:RW渡部が回ってロングを決める。後半も活躍してる。

17分頃:韓国OFがスピードを上げ、DFが付いていけなくなる。

22分38秒:連続失点で26-21で日本TO。悪い流れをズルズル引きづるのが日本代表。

東江銘苅徳田がバックプレーヤーの時は個人的に観ていて楽しいけど、OFにスピード感がない。どうも狭い方へ狭い方へいき、苦しい状態になるのが目立つ。広く大きくプレーして欲しい。東江は関東学生リーグでそんなプレーしてないだろ。

25分10秒:エリア内DFで7m取られたけど、これミスジャッジじゃ?日本28-22

28分00秒:土井が回ってきてすごいシュート打ってた。

29分57秒:渡部がサイドシュートを決めて試合終了

日本31-25韓国

 前半のイメージでいけば10点差で勝利も見えていただけに、不満も残る。しかしそう上手くいかないのがハンドボールでもある。今日ダメだった時間帯、個人のプレーや連携をしっかりと確認し、楽しい雰囲気でプレーできればより魅力的なハンドボールにつながると思う。

 

 色々収穫のあるゲームだったと思うけど、何よりも日本勝利おめでとう!すごい嬉しい!感動したよー。感激だよー。