14歳はとうに過ぎてしまいましたが興味を持ったので読みました。
中学生前後に向けて「生きること・考えること・自分とは」といったことに作者の考えを示唆すしつつ、読者によく考えさせるような文章になっていて、大人が読んでもとてもおもしろいものでした。
特に19 本物と偽物 は興味深く、個性と他者とのことをうまく説明してくれていました。
様々な問題・事柄について考えること、自分の意見を持つことを促してくれる良書だと思います。中高生だけでなく、大学生や働いている人にも間違いなくおすすめできる本です。
何かに悩んでいる人や、漠然とした不安感を持つ人にも手に取ってもらいたいです。