6畳1間のあめ

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【読書】『14歳からの哲学』池田晶子

14歳はとうに過ぎてしまいましたが興味を持ったので読みました。

中学生前後に向けて「生きること・考えること・自分とは」といったことに作者の考えを示唆すしつつ、読者によく考えさせるような文章になっていて、大人が読んでもとてもおもしろいものでした。

特に19 本物と偽物 は興味深く、個性と他者とのことをうまく説明してくれていました。

様々な問題・事柄について考えること、自分の意見を持つことを促してくれる良書だと思います。中高生だけでなく、大学生や働いている人にも間違いなくおすすめできる本です。

 

14歳からの哲学 考えるための教科書

14歳からの哲学 考えるための教科書

  • 作者:池田 晶子
  • 発売日: 2003/03/20
  • メディア: 単行本
 

 

何かに悩んでいる人や、漠然とした不安感を持つ人にも手に取ってもらいたいです。