6畳1間のあめ

ハンドボールとか音楽とか雑記とか。

【ハンドボール】 2017年日本選手権 大崎電気vsトヨタ車体

 

試合を1度しか見ていないのでざっと感想を。

 

 

試合は序盤トヨタ車体のペース。DFが非常に機能し大崎OF陣があきらかに攻めあぐねていました。信太選手がもっとガシガシいければいいのでしょうが、怪我していたのかしら?明らかに本調子ではなかったですね。前半7分30秒車体のRW渡部がシュートを決めるも大崎のクイックスタートの邪魔をしたとして2分間退場となる等、両チーム流れを掴み切れず。それでも前半10分には大崎1-4車体となるなど車体がじりじりと離していく。

15分40秒元木がパスカットからワンマン速攻に持ち込み4-6となる。このプレーから大崎に流れがいき、23分30秒には5連続得点とし9-7と大崎が逆転。このままずるずるといくかと思いきや、そこは決勝まで勝ち残った両チーム、27分車体のGK加藤が大崎のワンパスでの速攻をビッグセーブ。ルーズボールがコートアウトとなり、車体はこのDFを守りきりたかったが、宮崎からPVへパスが通り加点し12-9となる。車体はGKのセーブから勢いづきたかった。

前半 大崎12-9車体 ロースコアの展開となった。

 

後半は両チーム持ち味をだし一進一退の締りのあるゲームとなった。後半8分車体RW渡部がDF時のファールで1発退場となるも代わって入った内海はキッチリと仕事をした。ファールを受けたのは日体大インカレ優勝時のキャプテン小山で、DF専門で出ているが、さすが日体大で腕を鳴らしただけはある速攻での動きをみせていた。

後半12分には門山のカットインから17-18と車体が逆転。後半、車体はルーキーの明治出身関東学生で得点王となった吉野、中央大で抜群の走力と強さをみせていた杉岡が活躍した。杉岡は後半28分58秒、決めれば27-27の同点となるPTを落ち着いて決めるなど、球の速さを活かしPTでも活躍をみせた。

後半 大崎27-27車体 延長戦へ

 

延長も両チーム譲らない姿勢をみせるが、後半2分43秒車体吉野がDF時のファールで2分間退場となり、数的不利となる。試合を通じて車体OFを牽引した門山が気を吐くが、1点及ばず大崎31-30車体で試合終了となった。

 

門山・GK木村・宮崎の活躍が目立った試合だった。

宮崎はPVに通すパスで車体DFを前後に揺さぶったのが非常に効果的であった。GK木村も尻上がりに調子をあげ、ゴールマウスを譲ることなく守り通した。

門山は高智のいない中、木切倉と共にカットイン、ミドルとシュートを狙うプレーから勝ちへの執念を強く感じた。吉野にも細かく速いプレーを

吉野は関東学生の頃みられたミドル・ロングはこの試合不発だったが、身体の使い方が上手くなっていた。リズムよく打てる場面は少なくなるので、速いテンポや接触の中打ちぬけるシュートを身につけていく必要がある。杉岡はサイドシュートのバリエーションを増やし、決めきるとともに学生の時のようにトランジョンからシュートを狙って欲しい。

 

molten(モルテン) ハンドボール ヌエバX3200 H0X3200-RG2

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関東学生で活躍した選手がJHLでも試合に出てきていて、私もJHLも応援していこうと思います。