6畳1間のあめ

ハンドボールとか音楽とか雑記とか。

【読書】 雨鱒の川 川上健一 は、耳の聞こえない美女と発達障害の男の汚れを知らない恋なのかもしれない。

 

 下調べなく、その日の気分で本を買い、べらべらと読んでいます。

 

 前半部は田舎の少年少女の素晴らしい日々が描写されており、頭が悪い、耳が聞こえない、といったものが風情のようなものを引き立たせています。

 

 しかし後半部。大人になったというのに中身が少年少女のままであり、そこでそんなことを…!?みたいな思いを何度もします。そのラストはどうなの?クソだわ。

 

 って思ったのですが、発達障害もしくはサバンと聴覚障害者の恋を主題とした話なのだとしたら、こういう少しズレた感覚が正になのかもしれない。(馬鹿にしたりしているわけではなく。)

 

 うーん。あ、映画化?しているのね。そちらは知りません!