6畳1間のあめ

ハンドボールとか音楽とか雑記とか。

【読書】 タンノイのエジンバラ 長嶋有

 

  『猛スピードで母は』で芥川賞を受賞した著者。そちらは未読。本作は短編集で、4つの話が入っているがどれもまったく違う話なのに、現代の家族や人間を上手に描いているように感じた。

 特に「三十歳」というパチンコ屋でバイトする女性の話は、さびしいようで温かいきになる話である。

 他3作もきちんと読めるので人におススメできる1冊である。