6畳1間のあめ

ハンドボールとか音楽とか雑記とか。

【ハンドボール】 関東学生ハンドボール 2016 春季リーグ 4/16(1日目) 立教vs日大 早稲田vs国士舘

 

 待ちに待った春季リーグが開幕しました!春リーグは新戦力が活躍したり調整不足だったり色々な要因でゲームがコロコロするのでおもしろいです。言い換えるとジャイアントキリングなんかも起きやすいんじゃないですかね。チームの完成度も高くないですし。身もふたもないことを言ってしまうと秋季リーグの方がチームとしての仕上がりは上なので、観ていて楽しいのは秋季リーグです。ですが、春季リーグを観ておくと「あの選手がこんなに…!」みたいな楽しみ方が秋季リーグでできるので、結局全部観るのが吉です。

 

 本日は全試合観戦できましたので、ツイートを交えながら振り返ろうと思います。

 

 

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 毎回のことですが、私一個人としての感想であって、特定の団体や個人を貶めす意図は全くありません。ハンドボールのことを書くことで、もしかしたら誰かが興味を持ってくれるかもしれないし、名前が出ることで選手のモチベーションになったりするかもしれない。そんな気持ちで書いています。

 どこのOBでもなければ、選手に一人も知り合いなどおりません。完全に趣味です。なので、イラッとする部分があったとしても、「そんな風に感じる人もいるんだ」と思っていただければ幸いです。

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 さて第1試合。

 立教vs日大。立教はLB下地兄とPV、RWの抜けた大きな穴をどうするのかと楽しみでした。RWキャプテンはシュート成功率が高く窮地を救っていましたし、LBはエースポジションでベンチメンバーで補えそうに無かったので。

 

立教スターティングメンバ―(うろ覚え)

LW:14番金城4年キャプテン

LB:17番下地2年

CB:8番比嘉3年

RB:19番磯田2年

RW:20番昆3年 

PV:6番小川1年

GK:16番嘉陽4年

日大はメモし忘れました。

2番水町6番吉永8番檜垣19番小澤1番濱田とかだったと思います。

 

第1試合で両チームとも入りは空回り。テクニカルなミスが散見されたが速い攻めを見せた立教が流れを掴む。日大はシュートを悉く立教GK16嘉陽に止められ、前半はいいところを出せず。

 8点差と大きく差がついた状態で後半スタート。日大はDFラインを上げるなどして次第に本来の力を取り戻す。また、この日はGK1濱田が尻上がりに調子を上げた。

 逆に立教はセットOFで攻めてを欠き、後半13分には24-24と同点に。13分間で3点しか取れなかった事実は非常に厳しいものがある。自分たちのミスで焦りを生み、という負のスパイラルに嵌まっていた。

 

 感想。日大はリーグ屈指のパワーヒッター2番水町が奮起すると俄然チームの動きがよくなる。昨年度見られたような早打ちがこの試合は封印されたが、サイドに落ちることがしばしば。バックプレーヤーとしてチームを牽引して欲しい。チームとしては相変わらずポジションにあまりこだわらず、メンバーもDFシステムもコロコロ変わる。

 立教は人手不足が深刻。PV6番小川は良かったが、エースが不在である。昨年度や興南高校を思い出すとやはり17番下地はCBでゲームを作りたい。小さくてもロングとディスタンスが打てるパワーヒッターが欲しい。この日のどのパターンでもあまりOFに怖さを感じないのは、プレーがシュートを狙っていないからであろう。関根源哉(浦和学院)は期待している。GK嘉陽は流石のキーピングで前半が大当たりだったし、後半もそこそこ止めていた。GKの調子が良くない時を考えると、DFも考えなければいけない。

 

 早稲田vs国士舘

早稲田はエース東江CB桐生の穴を埋められるか、国士舘は田里ら2年生がどれだけベンチに食い込めるかが楽しみでした。

早稲田スタメン

LW:18番三輪2年

LB:19番山崎2年

CB:3番西山3年

RB:10番伊舎堂2年

RW:4番斎藤4年 

PV:5番松本3年

GK:1番永田

国士舘スタメン

LW:3番吉田4年

LB:10番庄司3年

CB:13番峰3年

RB:11番斎藤3年

RW:4番佐々木3年 

PV:9番玉川3年

GK:1番小峰4年キャプテン

 

 1試合目とは打って変わって落ち着いた展開。国士舘は田里庄山がベンチ入り。二人とも能力はあるので試合に出て欲しい。早稲田は最大5点差をつけるも、国士舘玉川の2次速攻からのロングなどで追撃する。

 後半9分から22分まで2点差ほどで一進一退の攻防が続いた。

 国士舘が玉川の速攻などで連取し25-22とし、早稲田1点詰めた後にさらにPTを取るも、これを失敗。ここが痛かった。ラスト60秒で1点差に詰め寄る早稲田の速攻を国士舘GKが防ぎ、勝負あり。

 

 

 早稲田は川島がいないが、斎藤山崎西山らの奮起もあり、試合内容が絶望的ということではない。試合展開の中で伊舎堂ら能力のある選手と噛み合えば結果もついてきそう。(早稲田川島選手は左肩手術のため(?)今季絶望とのこと。)山崎小畠といった昨年もポイントポイントで出ていた選手がもう少しフィジカルと判断がよくなれば良さそう。セットDFは一貫して悪くなかったので、今後に期待。ところでコーチ代わったの?前の人すきだったんだけどなー。

 国士舘は大型選手を揃え、高さは十分でシュート力もある。色々な選手にチャンスを与えて欲しい。