6畳1間のあめ

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【漫画】 高台家の人々 がとんでもないうんこ その1 【感想】

 

 月刊YOUで連載中の『高台家の人々』の1・2巻を読みました。森本梢子と言えば私の中では『ごくせん』ですが、当時よりもずっと絵が上手になっていますね。『デカワンコ』『アシガール』とヒット作を飛ばしてきた森本氏ですが、私はごくせん以来ご無沙汰しておりました。

 ご存知の通り『高台家の人々』は映画化が決まっております。主役は綾瀬はるか斎藤工です。綾瀬はるかは漫画原作の映画化作品によく登場するイメージです。斎藤工は申し訳ないけど好きではないしイメージでもない。

 

koudaike-movie.jp

 映画は観ないので、漫画の話に戻ります。

 

 ところで、感想で作品を批判したりもっとこうだといいのにと書いたりすると、「親でも殺されたの?」ってくらいの勢いで文句を言う人が稀にいます。ある作品があって、それを観た人が様々な感想を持つことがそんなに許せないのでしょうか。自分の持つ価値観が唯一絶対でそれ以外なんてありえないと無自覚に思ってるのでしょうか。評判を調べて「ゲロ以下の汚物」みたいな批判をみたら嫌な気持ちにもなるかもしれませんが、そう思う人だっているっていうことを理解してほしいですね。

 

閑話休題

早速感想を。

 

 

 平野。平凡の「平」に野グソの「野」で平野でゲスよ

 

 

 序章でこれである。平野さんの説明でこのうんこである。ちなみに平野さん、30歳女性主人公です。

 

 あらすじを説明する必要はないと思うけれど、妄想が趣味な地味系OL平野木絵がNY支社からきた超イケメン高学歴で由緒あるお家柄のスーパー社員高台光正(人の心が読めるテレパス)とその超絶な妄想技術によってお付き合いをすることになり~~~~~っていう話。

 

 妄想が暴走して爆発する漫画です。人の心が読めちゃうことが原因での重苦しい葛藤やドラマチックな展開なんて(ほぼ)なし。木絵のワールドワイドな空想が妄想で兎にも角にも一読の価値あり。なんてったって野グソだからね。

 

続きが楽しみな漫画です。