大学時代院生からおススメされた本。学生の時に読んで面白かった心理系の本はこれと「影響力の武器」だなぁ。
本の紹介。
直感は、思っているよりもずっと信頼できる。逆に過多な情報下では見誤ることもある。ではそれは何故か?を多くの興味深い事例を列挙しながら説明している。「へーなるほど」と読めば思えるはずです。また、どういう状況下では直感がうまく働かないか、どうしたらその影響から(意図的に)逃れられるかなども読み取れますので、じっくりと慎み深く読めばためになる本です。
心理学を勉強する学生さんは一度は読んだ方がいいとは思いますが、そうでない人でもただの読み物として興味深い1冊になるかと思います。
- 作者: マルコム・グラッドウェル,沢田博,阿部尚美
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/02/23
- メディア: 単行本
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具体的状況においてこう訓練すればこの判断力が鍛えられる!みたいなことは書かれていませんが、類推なりして発展させてください。
心理系の本でお勧めなのがこちら。
今Amazonで調べたら第3版が出ていた。私が読んだのは2版ですが、新しい方が読みやすいでしょうね。きっと。人の無意識化のメカニズムなんかを分かりやすく読みやすく書いていますので、こちらも心理学を学ぶ気のない方でも、そこらへんの新書や自己啓発本を読むよりはずっと有用ですよ。