かの有名な物理学者リチャードファインマンのユニークな人柄を紹介した本。物理学の知識や専門的な話は殆どなく、彼の人柄やその素晴らしい行動原理などを紹介した本。そして本人は本にある以上に非常におもしろい人物だったそう。
経路積分や、素粒子の反応を図示化したファインマン・ダイアグラムの発案でも知られる。1965年、量子電磁力学の発展に大きく寄与したことにより、ジュリアン・S・シュウィンガー、朝永振一郎とともにノーベル物理学賞を共同受賞した。
ってウィキにはありますが、文系選択私立文系卒のわたしでも名前は聞いたことがあるほど有名な方なので今更敢えて説明するまでもないのですが、こういった本を通して彼の偉業や自身のヤル気につなげてもらえればと思う限りです。
金庫の鍵開けにはまり込む話や、相手がだれであろうと間違っていたら「いや、君は間違っている。気でも狂ったか?」と正直に伝えたというエピソードなど彼や物理に興味が無い人が読んでも、読み物の1つとして面白いと思います。
成功する人は並外れた集中力と、好きなことを楽しんでやるっていう能力がずば抜けているなぁと凡庸な私は思いました。