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【ハンドボール】日体大・安平選手がキールU-23に挑戦に思うこと

既に界隈では話題になっていますが、標記の通り安平選手が3か月の期間限定で海外挑戦をします。当該ツイート↓

 

安平光佑
 
@Kosuke06290629
 
松井先生はじめ日体大の皆さんにお許し願って、しばらくの間、キールのU 23でchallengeしてきます。 キールのトップチームでやるのではなくジュニアカテゴリーで3ヶ月経験してきます。 少しでも日本のハンドボールを変えれるように頑張ってきます。
午後9:19 · 2020年1月6日 場所: 富山 氷見市Twitter for iPhone
 
 
 
 
 
 
 

 

海外挑戦だなんて素晴らしいことですね。特にキールだなんて世界的にトップチームの下部カテゴリーにいけるなんていうのは、安平選手の能力の高さを証明していることになると思います。

 

「日本のハンドボールを変える」とツイートには書いてあります。これは日本のハンドボール全体のレベルを上げるプレーヤーになる、とも、日本国内でのハンドボール競技の位置付けを変えるともなんともとれます。海外での経験をプレーに還元して高いレベルのプレーを見せられるようになるともとれます。既に日本のハンドボールを背負って立つ自身と覚悟があるならば、本当に素晴らしいことだと思います。

 

大学トップクラスのプレーヤーには日本と世界の環境の差がどう映っているのでしょうか?ここ数年ですが、筑波大の徳田兄弟のように在学中からも海外に目を向け、そして実行できる選手が出てきました。少しづつそういう下地が出来上がってきているのだと思います。大学生の内から外に目を向けて、様々経験をして、そして日本のハンドボールのことまで考えられる。選手としても人間としても視野が広くなってきているのでしょう。そう考えると日本の(特にアンダー世代の)育成方針は間違ってはないのかもしれません。

 

海外への挑戦は絶対に成功するとは言えませんが、安平選手のキャリアをより明るいものにすると思いますし、糧になるものだと思っています。可能ならば3か月の挑戦を成功させて、大学生の早いうちに海外クラブへ移籍して欲しいと思っています。それだけの能力と素質がある選手であることは多くの人が認めるところだと思います。

また、それに続く日体大の選手も現れて欲しいと思います。筑波、中央と所属選手が海外挑戦していますが、関東1部のチームからはどんどん世界に挑戦し、パイプを作って次世代に繋げていって欲しいです。

 

全員が成功できる世界ではありませんが、プレーヤーとして世界を肌で感じて、そしてそれを周りに伝えるというのは非常に大きな意味を持つと思います。もちろん本人にとってもかけがえのない経験になるはずです。そういった挑戦を応援できる環境を作っていくこともハンドボールファンの一つの在り方だなぁと思った次第です。