6畳1間のあめ

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【ハンドボール】2018年関東学生春季リーグ 4/14 1日目

待ちに待った関東学生が始まりました。春は新1年生の活躍が期待できるとともに、なんでこの子昨季出てこなかったんだろう…っていう上級生が出てくるので面白いですね。

さて初日の結果。

早稲田 28 - 27 順天堂

筑波 30 - 19 法政

中央 18 - 22 東海

日本 30 - 30 日体

国士舘 20 - 24 明治

 

 

ハンドボール 法政二高式 総合力アップドリル (身になる練習法)

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オープニングゲームは早稲田-順天堂

早稲田の現4年生は試合経験も豊富で安定しているので、佐藤草太が抜けた順天堂はどう戦うのかが見ものでした。

さてゲームは順天堂の先制で始まりましたが、開始5分で2-2の同点。両チーム硬さはみられるもの、上々の滑り出しでした。早稲田DF陣が奮起し、順天堂CAPでキープレーヤーの古谷に気持ちよくシュートを打たせず20分には順天堂7-13早稲田と差が開く。

順天堂TOをとり、落ち着かせるも前半はずるずると早稲田ペースで進んでいった。

後半順天堂は321DFをより高く流動的にすることで早稲田OFをシュートまでもっていかせない。早稲田は前半のリードをうまく使い、これまで選手時間の短かった選手や1年生をコートに送る。ミスやレベルの差が見られたシーンもあるが試合に出て、ゲームを体感することでステップアップにつながるでしょう。後半15分からは一進一退の攻防が続きます。残り2分、順天堂古谷がパスカットからGKとの1対1になり、同点になるかと思われたシーンで早稲田GK羽諸が今日一のビッグセーブ。ここで同点に追いつけず順天堂は1点差での悔しい敗戦となった。逆に早稲田は接戦を制すとともに、新戦力の経験値にもなった。

 

筑波-法政

大型選手が揃う筑波に、チームのキープレーヤーが多く残るが大きくはない法政はどう挑むのかみものでした。

筑波はスタートのLBが高野でしたが、途中からPVに入ったりしてましたね。法政はCBに山本祐が入っていました。

試合は高さと強さに、大型GK平尾と連携がしっかりととれた筑波DFに法政OF陣がまったく得点できず、筑波の圧勝でした。法政は立て直しが試合中にできず完敗。はっきり言って筑波が強かったです。牧野もキャプテンになりチームメイトに指導する姿が見られていました。

 

中央-東海

個人的メインイベント。

中央は多くの戦力が残る中、部井久や藤田(法政二)といった大物ルーキーも加入しており戦力十分。一方東海は昨季メインだったメンバーが卒業し、あまりゲーム経験のない選手メインとなるのでどういうチームになるか楽しみでした。

東海大は新ユニフォームになっていましたね。

東海大:GK1 LW10 LB5 CB2 RB23 RW6 PV21 DF6・21・3・4・10・2

中央大:GK12 LW20 LB6 CB2 RB17 RW4 PV13

 

前半のゲームは大方の予想を裏切り終始東海大ペースで進んだ。それを可能にしたのが東海大DF陣で特にDF専の3番平澤4番重藤そして大型GK柴田。(昨秋季リーグ観てないのでなんとも言えないのですが、3番平澤は確か去年の春10番でDF専とかで出てた気がしますが、重藤RB宮城PV平良GK柴田なんかは春は全く出ていなかった気がします。秋に成長したのかな)9m前後で激しいピストンとしっかりとOFにあたりにいき、必ずカバーに入る豊富な運動量のDFは見ものでした。特に中大は北詰というエースがいるのでそこをしっかりとケアしつつ全体を守り切るDFは、個人の基礎と組織としての技術が合わさった素晴らしいものでした。

OFもBPとPVによる速いパス回しとRB宮城の個人技とが組み合わさり中大DFに的を絞らせませんでした。両サイドも高確率で決めていたと思います。

速く正確なパス回しとボールをもらう前の動きで得点をとっていく津波古がいた時のようなスタイルの東海大になっていて見ていて面白かったです。しかし、ミドルロングはやはり少ないので、中村にはもう少し遠目からでも前を狙って欲しいですね。また、平良が足つって交代した後はOFボロボロだったので、控え選手のレベルアップも急務でしょう。

それにしても、今回のチームは応援、ベンチはもちろん選手自身で声を出し盛り上げられていたところが本当によかったです。継続していってほしい。

一方中大。北詰が気持ちよく打てないチームつくりをしているが、間に合うか。部井久も藤田も夏にはチーム離れるんだろうし、北詰にボール回しをさせるより、北詰でフィニッシュできるチーム作りを第一にしたほうがいいと思う。あとこの日はGK山崎が全然当たらなかったね。去年は大西が出ていたんだっけ?修正してくるだろうから今後に期待。

 

日大-日体

日大は去年PVやってた川崎がLBにはいってて驚き。日体はPV川上がめっちゃ太ってて驚き。あれ日体大のラントレ乗り切れるんか…?

ゲームは日体の入りが悪く、今期もダメかと思わせたが、前半終了時には1点差に。どちらかというと日大が去年ほどの爆発力がない感じ。シュートミスが多いし。日大はミスが多いのはこれからどうにかなるだろうけど、小澤抜けるとBP厳しくなるからしっかり育成しないとケガしたときやばそう。

日体はセットOFがいまいち怖さがない。スタートからLB康本だけど、26番中田や25番利光使ったほうが来年も読めるしいいと思う。あと2番安平はすぐ変えないでRBRWで使っていったほうがいい。入谷や鈴木もいるけど、ケガしてないならプレー時間長く持たせた方がいい気がする。GK中村はよかった。

 

国士舘-明治

国士舘やばそうだなぁと思ってたらマジやばかった。田里はケガ?で私服でベンチ外だし庄山は高校の時からあまり進歩が見られないし、ちょっと心配。GK24番高光LB9番阿部あたりは世代別代表だからもう少しプレーすればよくなりそうだけど、BPの連携とかPVととの絡みとか全然だった。これからどうなるのか楽しみ。

明治は予想通りRB宮崎外れて中川が入ってた。左から氷見出身の1年中村・松本CBが浦添からの西原・中川・でキャプテン門間PV山田。GKは服部と法政二校出身の高橋。明治はちょっとケアレスミスが多かった印象。それでも2番服部や18番青山あたりもいるし、昨季よりは戦えそう。

 

2018年春も楽しみです。

各校がんばってください。

 

 

スポーツイベント・ハンドボール2018年4月号

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