6畳1間のあめ

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【読書】 『ヨチヨチ父』 ヨシタケシンスケ は必読

 表題の本を読みました。

 

ヨチヨチ父 とまどう日々

ヨチヨチ父 とまどう日々

 

 

子どもをこれから育てる人にも、ひと段落した人にも当然おススメできる良書なのですが、そうでない人(=かつて子どもであった人および現在子供である人≒識字できるすべての人)にもおススメできる素晴らしい本です。本というよりも絵本です。

 

パパの目線で子どもとママのことやパパの気持ちが多く語られますが、自分自身に当てはめて読むと、非常に多くの気づきがあります。例えば、親「として」体験する戸惑いと、親が「してきたであろう」戸惑いの気づきは、これからの親(or子)との関係に新たな知見をくれることでしょう。

 

「子どもを育てながら、自分も育つ」、「子どもから教わることがおおい」ということが本当なんだなぁと感じられる本です。もちろん子供を育てることだけが絶対の正義ではないです。しかし、子どもを持つことで世間の家族の多様性に気づくように、「改めて気づかされること」というのは非常に多いのではないでしょうか。

 

ヨチヨチ父 とまどう日々

ヨチヨチ父 とまどう日々

 

 

絵本作家なだけあって、見やすくキャッチーな絵と、分かりやすい言葉で書かれています。何も身構えることなく、スマホをみるちょっとの時間をこの本に代えてみませんか。