2017年の春季リーグも20日で幕を閉じました。各校の目論見はどうだったでしょうか。新戦力の活躍、怪我、個々の成長と色々なものが見れたリーグでした。
さてまずは20日の結果。
法政大 38 (14-14, 24-12) 26 立教大
3勝4敗2分 1勝8敗
日体大 30 (16-14, 14- 9) 23 東海大
4勝3敗2分 2勝7敗
早稲田 32 (12-15, 20- 9) 24 国士舘
4勝5敗 4勝4敗1分
日本大 35 (14-16, 21-15) 31 中央大
8勝1敗 5勝3敗1分
筑波大 31 (13-11, 18-11) 22 明治大
7勝2分 3勝6敗
早稲田-国士舘以外は概ねここまでの戦績通りの結果となりました。
今日はあまりメモを取らなかったのでうろ覚えですが、各試合の感想を。
立教は下地がベンチスタートで後半勝負所からコートイン。下地が出てこないので、失礼ながら始まる前から試合は決まったかと思いましたが、前半は立教のGKがファインセーブを連発し、法政にもミスが多く同点で終えました。後半スタートダッシュに成功した法政がそのまま逃げ切り最後は10点以上の差をつけ試合終了となりました。山本晃大が能力の高さをみせるプレーが多かった気がします。普段はコートに立たない選手も出ていました。このあと立教は順天堂か桐蔭大との入替戦に臨みますので、下地には本調子にもどってもらいたいところ。
東海は春季で一番いい滑り出し。ベンチやコート外から声がよく出て盛り上げていました。この日もGK小林が大当たりで、東海に流れを引き寄せます。前半2点ビハインドで折り返すも後半6分頃には一時逆転。しかしコートの選手が盛り上がれない東海は、後半立盛がケガ?でバランスを崩し、OFが大失速。日体大GK友兼に何本も止められ、テクニカルミスも多発でズルズルといき敗戦。
東海はもっとコートの選手が声を掛け合って盛り上がらないとダメ。それとパスのスピードをもっと上げていかないと。速攻、2次速攻、クイックスタートももっと増やしていかないといけない。後半終盤でも体力不足という感じはあまりしなかったので、冬場走り込んだんだろうし、走ってつないで攻めていかないと。
なんかおどおどプレーしてたりミスを怖がるようなプレーが見えるので、もっとハンドボールを楽しんで、目いっぱいプレーしてもらいたいです。
個人的に応援しているので、絶対に入替戦には勝利して、秋も1部リーグでプレーして欲しい。
早稲田-国士舘は後半国士舘OF崩壊により大差。この試合はジャッジがやけにパッシブの判断が速かったような気がします。早稲田は山崎がいつもり頑張っていたかな。
日大-中大は本日のメインイベント。勝って優勝への望みをつなぎたい日大は前半気持ちが先走ったか?田中が思うようなプレーがさせてもらえず、中大も流れが掴めずでお互い譲りあわない展開。中央北詰が破壊力抜群のロングを打ちこんでいた。後半は日大田中が本領発揮し、日大が4点差の勝利で筑波の結果を待つ形となった。
筑波-明治。前半明治OFは非常にスピーディで動きのあるプレーをし、拮抗した展開。筑波GK坂井は前半10分頃顔面セーブが目に当たり、ここから調子を崩す。しかし変わった森脇も後半に入ると明治OFに合いはじめ、後半は筑波のゲームとなった。
では最終順位。
最終順位
優勝 筑波大学 7勝2分 得失点差 71点 2シーズン連続21回目の優勝
2位 日本大学 8勝1敗 得失点差 37点
3位 中央大学 5勝3敗1分
4位 日本体育大学 4勝3敗2分
5位 国士舘大学 4勝4敗1分
6位 早稲田大学 4勝5敗 得失点差 7点
7位 法政大学 3勝4敗2分 得失点差 -1点
8位 明治大学 3勝6敗
9位 東海大学 2勝7敗 2部2位との入れ替え戦へ
10位 立教大学 1勝8敗 2部1位との入れ替え戦へ
(上位チーム)総得点は中央>日大>筑波ですが、失点は順位通りでした。特に中央の失点260は最下位立教の280に次ぐ悪さです。リーグを通してしっかり守れることが優勝争いに加われるチームの条件なのかもしれません。
4位以下をみていくと法政が250得点と少し抜きんでていますが、他は失点もそこまで差が無いように思えます。リーグの早いうちに勝ち星をとって、流れにのることと、なるべく差をつけて勝つことが最終日の方に影響してくるようです。
春の反省をしっかりして、入替戦をやって、また秋とインカレに向けて練習をしっかりして欲しいです。
得点王ランキング。混戦。 pic.twitter.com/c6430IoqPo
— のどあめ (@nodoame3) 2017年5月20日
得点王 北詰 明未(中央大10) 83点
「6畳1間のあめ」は個人的に東海大ハンドボール部を応援していますが、関東学生リーグの皆さまの健やかな生活と技術の上達、ハンドボールの知名度の向上を陰ながら祈っております。