6畳1間のあめ

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【漫画】 『私の少年』 高野ひと深  はすごく性的 【感想】

 

 久しぶりの更新となります。中間決算をなんとか終え、取り損ねていた夏季休暇を交代でとり(金沢・能登半島へ行ってきました)、また少し落ち着いてきたところです。

 

 その間にも漫画・小説はちょろちょろと読み、感想を書いていないものが山のように。最近はWEB漫画もあるので少し読んだものも含めるととても感想を書いていられないので、書く気になったものだけを備忘録の意味を込めて感想をつけるようにしています。

 

 今日は各所で話題になっているこの本。(以下随所にネタバレあり)

 

私の少年(1) (アクションコミックス(月刊アクション))

私の少年(1) (アクションコミックス(月刊アクション))

 

 

 30歳のOLと12歳の美少年のお話。

 話の内容などは割愛。

 まず表紙の聡子さん、ちょっとおっぱい大きすぎませんかね。でも髪が長くてちょっとだけきつそうな顔をしていて生活感があってすごく性的です。それだけでもいいのに、12歳の真修くんは少年なのに少女のようで、男を感じさせる部分もあるのにやっぱりキチンと少年でどぎまぎさせてくれるので、こちらもすごく性的です。

 

 作者は表現が上手くて、ちょうどいい生活感がリアリティをもたらし、体温計ひとつで過去の記憶に囚われてくれていることを伝えてくれます。手を出すとか出さないとかそういうワクワク感が今後出てくると別の面から楽しめるのだけど、今はまだ二人の過去を探りつつ、聡子さんが自分の気持ちにどう向き合っていくのかを楽しむところです。

 特にふたりとも家庭環境に問題が大きくありそうで、真修の父親が出てきたらどうなるんだろうなーろか、元恋人は何を考えているんだろうなーとか、気になることが山積みになる1巻となっています。

 

 個人的には聡子さんが真修にどういう形であれ一緒に住むとかして恋愛感情を与えつつ親としての愛も教えてあげて、真修から幸せにしてもらえればというところです。シチュエーションロマンが腐るほど詰まっているので、あまりどろどろしすぎることなく胸をキュンキュンさせてくれればなぁと思います。

 

 聡子さんのすし屋に行った時の服装がすこぶるダサいので、おねしょた好きにはたまらない本だと思います。