6畳1間のあめ

ハンドボールとか音楽とか雑記とか。

【ハンドボール】 関東学生ハンドボール 2016 春季リーグ 5/5(6日目) 早稲田vs駿河台

 

 4連勝と調子を上げてきている早稲田と5連敗と苦汁を舐めている駿河台の1戦。駿河台のGK飯村ヴィクトル選手(横浜創学館)はハンドボールを辞めてしまったようで残念です。

 

 早稲田 36 (20-13, 16-10) 23 駿河
 5勝1敗           6敗

 

 試合は終始早稲田ペースで、一度もリードを許すことがなかった。前半伊舎堂西山のロングやディスタンス、キャプテン岩本も速攻で得点を取るなど7点リード。後半は控え選手も出場し安定した試合運びをみせた。

 駿河台は42番荒掘りがスタメンに。40番松澤や46番小林などが出場。11番大島はまだ無駄打ちが多いが、ロングシュートに磨きがかかってきており今後に期待。2番有賀は怪我?

 

 試合とは関係ない点で気になったことが一つ。

 この試合は早稲田側に座っていたのですが、女親の保護者の発言が気にかかりました。DF時駿河台の選手が早稲田の選手を掴んだのに対し「なんで掴むのよ反則じゃないのバカ」と言ったり、シュートを決めてガッツポーズをする選手に「ああうるさい!たった1点じゃない」と言ったりしていました。他にも「なんでそんな選手を睨むのよ」「スポーツマンシップ守れよ!」「(DFで当たりにいって)怪我したらどうするのよ!」等々暴言ととれるものがありました。

 接触が認められているスポーツで正面から掴むのはルールの上ですし、早稲田の選手だってDF時には相手選手を捕まえにいきます。だれだってユニフォームを多かれ少なかれ掴みます。負けているチームで得点をして、ガッツポーズを決めることでチームを盛り上げて何がいけないのでしょうか。確かに大きな声を出している選手はいましたが、審判に注意されるほどでもなかったですし、相手を挑発するようなものでもありませんでした。また、1年生の選手は2か月前は高校生です。その選手にファールにならない接触をされて怪我をするようなら、ご子息さんの練習不足を疑うべきです。

 ルールの理解もイマイチなような親御さんが多かったようです。それは息子のやっているスポーツ自体には興味がないことの現れなのでいいとしても、対戦相手を貶める様な発言は控えるべきだと思います。保護者のせいで早稲田の品性が疑われますし、他者を不快にさせます。

 自分の子どもが可愛いのも分かるし、スポーツだから熱くなるのも分かるけど、それが何か権利をくれるものではありません。サッカーの応援者が人種差別的な発言をするのとなんら変わらないことに気が付いて欲しいです。

 

 なんにせよ非常に残念でした。ブログに書いたところで早稲田の関係者は観ないでしょうし伝わらないのですが、観ている人が同じようなことをしないために書かせていただきました。