6畳1間のあめ

ハンドボールとか音楽とか雑記とか。

【雑記】 食事について 

 

 美味しいものを食べるのが好きです。美味しいコーヒー、美味しいコロッケ、美味しいお寿司、美味しいなんちゃら。食材や調理方法、いくらでも美味しいものはあるし、できあいのものやお菓子だって人によれば美味しくって、ごちそうですらある。

 

 母親に料理を習うこともなく自己流の調理をしている。時折クックパッドと食料新聞社で働いていた叔母が先生になってくれる。27歳男性が作るご飯だとしても、最近の調味料や調理器具は優秀なのでキチンと食べれるものができる。1年も続ければ大概のものは作れる。鳥ハムみたいな手のかかるものや、常備菜みたいな日常使いのオリジナルレシピも獲得した。

 

 私は基本的に毎晩妻とご飯を食べる。たまには一人で食べることもある。いつものようにお味噌汁やおかずにサラダ、小鉢を用意して一人で食べる。二人で食べるときだってTVを見ながら食べるのだけど、一人で食べる時はいつだってご飯が美味しくない。昨日二人で食べた酢豚はあんなに美味しいと感じたのに、今日温めたものは昨日の残りだということを差し引いても美味しくない。満足いかない。お腹はいっぱいだし、満腹なのに、ご飯を食べた時の幸せは身体のどこにも見当たらない。

 

 そういうことなんだと思う。食事に求めるものは、何と言っても美味しいことだけど、一人で食べるご飯は味気ないのだ。だから私は24歳で結婚したのだ。