6畳1間のあめ

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【ハンドボール】 2015 インターハイ ハンドボール 準々決勝

インターハイ ハンドボール

8月5日 男子準々決勝

北陸 29-26 大分雄城台

浦和学院 32-23 大体大浪商

法政二 35-27 市川

藤代紫水 39-34 駿台甲府



 選抜両校優勝の北陸と、近年大分代表の座を確固たるものにしている大分雄城台。ハイテンポな試合運びと両キーパーの好セーブがあり熱い展開。前半を見る限り大分雄城台の方が実力がありそうであったが、後半DFシステムを変更した北陸が逆転。一進一退の攻防が続くも、要所で北陸キーパーのファインセーブがあり、差を詰め切れず。優勝候補同士にふさわしい中だるみのない激戦でした。

 

 恥ずかしながら、大体大浪商に関しては過去にも生でゲームを観たことが無く、学校をあまりよく知りませんでした。選抜王者の浦和学院ワンサイドゲームかしらと思っていましたが、そんなことはありませんでした。終始浦和学院がリードする展開でしたが、走力・パワーとも浦和学院に引けをとらないチームです。キーパーも反応がよく後半の巻き返しを期待しましたが、高さとスピードがあり総合力で圧倒する浦和学院が差を広げてゲームセット。セットオフェンスでもうすこしバリエーションがあれば、もう少し面白い展開になりそうでした。

 

 法政二高と市川の関東勢同士の1戦。立ち上がり法政二高が連続得点で差を広げ、このままずるずる行くかと思いきや、昨日興南高校を倒し勢いに乗る市川高校が反撃に。法政二高DFの10分で対応し同点。そこからハイレベルなハンドボールが展開されました。市川高校のGKのファインセーブとOFのステップシュート、ノールックパスバックパス等多彩な攻撃が光りましたが、法政二高のDFと速攻に一歩及ばず。

 

 藤代紫水と駿台甲府のまたも関東勢同士の試合。両チームともがっしりした身体で、ハンドボールの醍醐味である身体のぶつかりの迫力がすごい。試合は開始からハイスピードで両校とも走る走る。しかし、走りあいになるとやはり藤代紫水が強く、前半終って10点差。駿台甲府はOFのボール回しでシュートを全く狙っていない&ステップシュートブラインドシュートが少なすぎて、守る方としては怖さと選択肢が無いためラクチン。LBのプレーヤーなんて多少距離があっても打ち抜けるシュートをもっているのだから、もっとガンガン打ちにいくスタイルをとってもらいたい。後半のマンツーマンに近い変則DFと相手のミスで差を詰めたが、前半の失点が響き藤代紫水の勝利。

 

 今日も良い試合が多く、楽しかったです。明日はあまり見れそうにありませんが、選手には全力で1秒を大切にしてもらいたいです。