6畳1間のあめ

ハンドボールとか音楽とか雑記とか。

9分の乗車時間

 

 電車での移動中。本を読む気にならず(読んでいる「覚醒のネットワーク」がつまらないから)、スマホもいじりあきた、けど寝るほども時間もないしブログをかいたりなにかしたい気分なのに、何を書いたらいいかよく分からない。書くことがないなら何も書かなければいいじゃないかと思うのだけれど、肥大した自我と注目されたい見られたいという露出欲求は募る一方で欲求不満。かっこつけてコンテンツの消ばかりの人生なんて人のうんこをこねくり回すだけの生き方なんてしたくないと140字以内で呟いてみたりする。

 

 なにか刺激が欲しいと感じると、コーラを飲むことにしている。新しい本を読んだり、行ったことのないお店に行ってみたり、新しい世界なんてそこらじゅうに転がっていて、刺激なんてちょっと勇気と面倒でそこらじゅうに掃いて捨てるほどあるのに、得られる環境にあるのに、少しの勇気が出ないし何よりもめんどくさい。億劫である。だから130円で刺激を買って欲望を薄めて、生ぬるい今の世界に身をズブズブと沈み込ませる。とても不快で、成長もなく、あるのは停滞とほのかな安心だけ。僕は安らかに老いていく。コーラは半分以上捨てる。

 

 西八王子ー高尾の一駅10分にも満たない時間しか電車に乗らない私の暇つぶしはこの程度。