6畳1間のあめ

ハンドボールとか音楽とか雑記とか。

The Pizzacutter Loves Chopsticks


 1月某日、今年初ライブに参加。場所は阿佐ヶ谷ロフト。N軍曹とY子さんの結婚を祝うイベントに有志がバンドを組んだのだ。その名も「The Pizzacutter Loves Chopsticks」。果てしなく意味が分からなくて、かっこいいところが見つからない最高にクールなバンドだ。

 「メンバー全員が友達」っていうのは初めてで、ちょっとこそばゆい気持ちと、嘘みたいにワクワクした気持で当日を迎えた。今ならnobodyknows+がココロオドルを歌った意味が分かるんじゃないかってくらい心が弾んだ。
 
 セトリ
・Can't take my eyes off you
・AIMS
・青春狂走曲
今夜はブギーバック

 1曲ずつ感想を述べたいところだけど、私の貧困なボキャブルでは「メシ!」「風呂!」「寝る!」位の感情でしか表せないけどつまるところ全曲盛り上がったし楽しかったし最高だったわけです。演奏する側も聴く側もあんなに幸せそうなライブは初めてでした。演奏者も客もやり始める前にテキーラショットの一気飲みを定番にすれば、肝臓から一体感が生まれて一層盛り上がりそう。それにしても楽しい時間はあっという間で、その気持ちを少しでも長く味わうためにじっくり反芻する時間をとれば良かった気もする。


 後からライブ映像を見るとそれはプロのそれと比べたらまあま割りとなのだけれど、楽器の音が弾いている人によってこんなに違って聴こえるだなんて想像してなかった。技術云々ではなくて、演奏をしている「人」を好きなら別の楽しみかたがあるんだと感じたと同時に、見たことのない一面を知り合いに見せられるとやっぱり他人は他人であったと距離を感じるのことができるのでそこはまた興味深いところ。ステージの上と下だったから余計になのかもしれないけど。
 知らない人かと思うくらい、あっくんもマル鞠さんもジョンさんもペータもえむりんもみんなめちゃくちゃかっこよかったよ。

 いいライブに行くといつも感じるのだけど創作意欲というか何かを作りたい衝動に駆られて、そういう時は大抵ブログに感想を書いて心の整理をする。そして自分は非常に強い承認欲求を持っていることを改めて自覚する。誰かに認められたい褒められたい、もっと端的に言うとのどあめさん好き!って言われたいって気持ちが溢れてることに気がつく。そして同じくらい強く悔しく思っている。私は音楽なんて塵ほどもできないのだけど、どうにか音楽の分野で彼らに認めてもらいたいし承認させたい。

 The Pizzacutter Loves Chopsticksにはキーボードとサックスがいて、音の広がりがとても楽しいバンドでした。今後の活動にとても期待!!