6畳1間のあめ

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馬浪マラカス団10周年企画

 

 12月8日下北沢440、馬浪マラカス団10周年企画

 ELEKIBASS

 原田茶飯事

 馬浪マラカス団

 DJ:菅野カズシゲ

 

 に参加してきました。運よく最前列に陣取れて、表情のひとつひとつまでしっかり目に焼き付けることができるとテンションが上がったのも束の間、飲んでいたチンザノ ロッソが思いのほか美味しくて殊のほか酔いが回り、のすけくんが相変わらずの恥ずかしがっているようなMCをしている顔しか覚えてません。酒がにくい。

 

 馬浪マラカス団といえば、細君におススメしてもらってだだハマリして、ライブを楽しみに楽しみにしてきたバンド。「騒がしい女」の破壊力は異常。そして、観ていていちばん楽しいと思うライブで、自然と口角があがって穏やかな気持ちになれる。いったいいつ初めて見たのかは忘れてしまったけど、去年PapaBeatでやった時以来の馬浪で今回もすごくすごく楽しかった。今回も小林さんが参加していて、よい音色でした。音の広がりが気持ちいいのよ。

 

 今回もライブはもう楽しくて大満足としか言いようがないので、他の感想。予てより「やさぐれ讃歌」を音源に!と願っていたのだけれど、このたび10周年記念のCDにてついに音源化!(2千円で2枚買いました。だからお願い、八王子でライブをやって!) 

 やさぐれ讃歌のイントロと、「どうしようもなく、どうしようもなく」 の部分をのすけ君が唄ったとき、目頭がグッと熱くなる。声とメロディが、心のやわらかい部分を満たすように流れ込んでくる感じがする。CDの日曜日1日の再生回数は59回です(itunes調べ)。

 馬浪のライブは本当に素敵で、私なんかが言葉にしてしまうとその楽しいがちっぽけな形になってしまうから、ただただ楽しいとしか表現できなくて辛いのだけど、これを書きながらライブを反芻していると、やっぱりほっこりするのです。

 

 馬浪のアルバムのジャケットを描いたりしている方がDJとして参加していたのだけど、どうにもこうにも人が思いつかないような選曲で、しかも憎たらしいほど気になるラインナップだった。家に連れて帰って1日中曲をかけてもらいたい。

 

 ELEKIBASSと原田茶飯事は、馬浪のおまけ程度にしか思っていなかったのだけど、聴いてビックリ。すごく良かった。

 ELEKIBASSのアメリカのカントリーっぽい感じとか海の向こうの国のポップな感じとか、非常に好みでまたライブに行きたい。なんとなく日本っぽくない。ワンマンだったら仕事休んでも行きたい。その昔細君が買った 『TOP OF THE POPS』があったので、これも聴きこんでいる。すてきな出会いだった。トートバックも可愛くて嬉しい。

 原田茶飯事は、イケメンなお兄さんが出てきたと思ったらやけにストラップの外れるギターで雰囲気のある歌を悩ましい声で歌うから気になって気になってしょうがない。アルバムを買って、サインとポスターまでもらえて幸せだ。

 

 参加しているバンドが全部素敵だなんて、今年1番のライブだったなぁ。馬浪マラカス団が楽しいのは当然にしても、DJ菅野さんとELEKIBASSと原田茶飯事が予想外に良かったもんなぁ。

 

 楽しいことは8秒くらいしか続かないのに、嫌なことは半年はぶり返す。難儀なもんだ。

 でも、よかったライブの思い出は色あせないよ。ありがとー。