詳細なスタッツが出ているのでみていきます。
結果
クロアチア35-27日本
(18-13、17-14)
ダンベル何キロ持てる? (6) (裏少年サンデーコミックス)
- 作者: サンドロビッチ・ヤバ子,MAAM
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2019/01/18
- メディア: コミック
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まあぼろ負けなんですが、今回注目したところは総シュート数です。
クロアチア44本(80%成功で35点)
日本50本(54%成功で27点)
日本の方がシュート打ってるんですよね。でも大差で負けているわけですが、それを全部GKのセーブにできるわけではないので少し中身をみていきます。
日本は徳田が6/10(ゴール数/シュート数)と奮闘したみたいですが、宮崎のサイドシュートは0/2、部井久のミドルシュートも0/4で特に9m付近からのシュートはチームで7/20と全体的に悪く、どうにも得点に繋がらなかったようです。逆にクロアチアは6mからのシュートは100%成功、9m付近からも12/16と決めてきています。また、ブレイクスルー(カットイン的なプレーなのかな?)はクロアチア2/2で、日本5/8となっています。
そして大きく差がついたのは速攻がクロアチア9/10、日本は3/4と速攻で6点もの差がついてしまいました。
試合を観ていないので分からないですが、日本のオフェンスは打ちにいったというよりも苦しい状況で打たされたのかな。で、相手の速攻に繋がってやられてしまったという形でしょうか。
また、当然の帰結ですがGKのセーブ率も酷いことになっています。甲斐と久保ですが、トータル6/41で15%という数字です。特に久保は0/13と大外れでしたね。一方クロアチアはトータル21/48で44%、2名のGKが共に9mのセーブ率かが60%を超えています。サイドシュートも二人で3/5の60%です。
ゲームも開始9:28で7-1、10:05で7-2と立ち上がりに大きく水を空けられます。15:06に9-6と3点差まで詰めますが、そこからさらに詰めることができず23:19には14-7と7点差のダブルスコアに逆戻り。後半には最大11点差をつけられゲーム展開としてはいいところなしで試合終了となっています。
この次のスペイン戦ではガラッと切り替えて素晴らしいゲームをしたので、日本のハンドボールは進歩しているのだと思います。しかし、世界のトップチームたち相手に勝つところまでは来ていないようです。